タレントのあびる優が、“奔放なママっぷり”で世の主婦たちの間で波紋を呼んでいるようだ。

 17日深夜に自身のブログに「私、意を決して、悩みに悩んだ結果、数日間、家事育児お仕事の夏休みを取らせて頂く事にしました」と投稿。

18日中に記事は削除された。

 あびるといえば、2014年9月に格闘家の才賀紀左衛門と結婚し、15年5月5日に長女を出産。その後、タレント業はセーブしてレギュラー番組がなく、テレビで見る機会は減った。しかし、SNS上で家事・育児の奮闘ぶりを公開し、今や“ママタレ”のひとり。ママタレといえば、渡辺美奈代や小倉優子、辻希美など、料理自慢や家事自慢、独自の育児方法などを披露して、世間のママたちから参考にされるケースが多いが、あびるの場合は少し異なる。

 今年5月にも、自身のインスタグラム上で以下のように家事や育児、夫への不満を赤裸々につづり、「育児ノイローゼではないか」と注目を集めたほど。

「我が家は基本的に家事育児全般は私担当。娘はかわいいけど、やっぱり『なんで私だけ、、自由に眠れない、自由に外出できない、常に家事育児と奮闘しなくちゃいけないの、1人の時間がないの』って、心身の不満が爆発寸前もしくは爆発する時があります」

「寝ても寝ても24時間眠い 些細な事でイライラモヤモヤしてしまう、なぜか憂鬱な悲しいキモチになってしまう」

 しかし、フォロワーの反応といえば、共感や理解を示すコメントも多い一方、夫の才賀が娘と入浴している写真を掲載したこともあり、「頑張って真っ当な人間に育ててください」「うーん、説得力の欠片もない(笑)」などと批判的なコメントもみられた。

 そして、今回の“家事育児休暇宣言”についても賛否両論が巻き起こり、フォロワー同士での意見対立も激しくなり炎上したため、あびるは投稿を削除されたとみられる。あびるのインスタグラムのフォロワーである独身女性は言う。

「あびるのインスタを見ているだけでも、私たち一般人の生活よりずっと贅沢で、仕事も調整できるような生活をしているのに、まだ不満があるのかっていうのが本音です。仕事の休みはマネジャーに調整してもらえばいいわけですが、家事育児休暇に関しては大阪にいる才賀のお母さんがわざわざ上京して、あびるさんの代わりに面倒をみてくれるようですし、『何日も休まないといけないの?』というようなコメントも見ましたが、その通り。
しょせんセレブママ、私たち庶民とは違うんだという感じで、ファンが離れてしまうのではないでしょうか」

 あびるといえば、18歳の頃にテレビで集団窃盗したことを自ら得意げに話し批判を浴びたこともあったが、実家は父親が元歯科医、母親は元女優というセレブ育ちとしても知られれている。それに輪をかけてセレブなのが夫・才賀で、大阪・堺市にある豪邸をテレビ番組で披露したこともある。富裕層の子どもが多いといわれる芦屋大学付属高校卒で、実家は大手企業の創業家で、今でも才賀自身が継ぐ可能性も残されているといわれる。こうした背景もあり、長期にわたり家事育児休暇を取れるセレブママのあびるは、世のママたちを味方につけるのは難しそうだ。
(文=編集部)

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