昨年1月期クールのフジ“月9”『突然ですが、明日結婚します』で主演して以降、目立った活動をみせていなかった歌手で女優の西内まりやが、20日に発売された「女性自身」(光文社)で現在の心境を語った。昨年11月発売の「週刊文春」(文藝春秋)で西内は、所属事務所関連会社社長をビンタしたと報じられた後、事実上の活動休止状態が続いていた。

「女性自身」の直撃取材に対し西内は、不快感を示すどころか「今日は、ありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、交際中のモデル・呂敏と2人で寄り添いながら歩くツーショット写真まで掲載されているが、西内が所属するライジングプロダクションの内情をよく知る芸能事務所関係者は明かす。

「西内が社長と話している際に感情が高まって、手が社長の顔に触れたのは事実ですが、ビンタしようとか、殴ろうとしたわけではなく、つい弾みで社長の顔をかすめたという程度のようです。そもそも、その場に居合わせた当事者しか知りえない情報であり、報道の情報源は所属事務所関係者だとみられています」

 では、なぜ事務所が所属タレントの評判を下げるような情報をマスコミに流すのか。

「社長と西内は確かに以前からもめていました。原因は西内の男性問題です。西内は過去にも何人かの男性と熱愛を報じられてきましたが、男ができると仕事に影響が及ぶタイプです。ライジングは西内に対して、かつて育てた安室奈美恵のようなカリスマ的なタレントに育てようと力を注いできましたが、かねてから西内の男問題に頭を悩ませていました。そして、オスカープロモーションに所属するモデルの呂敏と別れさせようとする社長に西内も反発して、結局、代理人を通して3月以降の契約更新はしないと言ってきているのです」(同)

 だが、西内は「女性自身」の取材に対し、「事務所に対しては恩もありますし、感謝もしている」と語っているが、別の芸能事務所関係者は語る。

「西内がいくら口で恩義を感じていると言っても、ライジングとしては西内に十分な報酬を払ってきたつもりだし、実際に恩を返してくれなければ、これまで多額のコストと労力をかけて育ててきた意味がない。男のことでほかのことが見えなくなってしまっている西内には、今何を言っても伝わらないようです。しかし、ライジングとの契約が満了後、本人が思い描くような仕事をしていくのは難しく、すぐに困窮してしまわないかが心配です」

 さらにスポーツ紙記者も、西内の今後をこう不安視する。

「ライジングといえば、芸能界で影響力の大きいバーニングプロダクションの傘下で、敵に回してしまえば、芸能界で生き残っていくのは難しいのが実情です。
恋人の呂敏が所属するオスカーは確かに大手ですが、相手がライジングとなれば、2人をサポートすることはなく、ほかに西内を受け入れる大手事務所が出てくるとは考えにくい。そのため、以前のような活躍は難しいどころか、芸能界を干されて引退の危機と言っていい状況でしょう」

 再び西内の活躍を目にする日が来ることを願いたい。
(文=編集部)

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