1980年代後半から90年代にかけて、トップアイドルとして一世を風靡したWink。今年はWinkのデビュー30周年で、昨夏には一部で今年4月に再始動するのではと報じられていたが、同年9月に相田翔子は再始動の計画は何も決まっていないと否定した。
1996年にWinkが活動休止して以降、相田は大手芸能事務所アップフロントグループに所属し、女優・司葉子の息子で医師の男性と結婚。そんな公私共に順調な相田とは対照的に、鈴木は何度も事務所が変わり、セクシービデオへの出演、俳優との不倫騒動などをへて事実上の活動休止状態に。2009年に体調を崩して病院に救急搬送された際には自殺未遂説が流れるなど、安定しない日々が続いた。
そんななか、今年の4月には女性アーティスト限定のロックフェス「NAONのYAON」に相田が出演。相方不在のなかで、SHOW-YAのボーカル寺田恵子を相手にWinkのヒット曲『淋しい熱帯魚』や『愛が止まらない』などをアイドル当時と変わらない容姿と振付で披露し、会場を盛り上げた。
「フェスで、改めて再始動について聞かれた相田は、鈴木とはよく連絡を取っていると明かし、『私ひとりで決められることではないので』と再始動の計画はないことを匂わせていました。かなり切実な表情で、まっすぐに前を見据えた目が潤んでいたのが気になりました。2人とも事務所が同じであれば復活の可能性もグッと高まるかもしれませんが、2人の気持ちだけではなんともできない難しい問題があるように感じました」(テレビ局関係者)
また、スポーツ紙関係者は言う。
「鈴木は仕事も激減しましたし、不倫騒動の後に自叙伝を出版した際には、自身の不倫を認めた発言を全面撤回しました。でも、それは仕事ができなくなることを避けるための、かなり無理のある釈明でした。当時の所属事務所はそんな彼女をバックアップできるほどの力はなく、精神的なダメージが大きかったようです。
鈴木の公式ブログは昨年3月以降、更新が途絶えている。ブログでは同年4月のイベントの告知も行っており、細々ながら活動していたことをうかがわせるが、現在では近況をうかがい知ることすらできない。
Wink復活の日は遠いのかもしれない。
(文=編集部)