昨年1月にアイドルグループ「ももいろクローバーZ」を脱退し、芸能界を引退した有安杏果が今月15日、自身のTwitterにて芸能活動再開を発表した。直筆で書かれたメッセージには、引退を発表してからの1年は充実したものだったが、表現者として再び活動したいという内容が綴られている。

さらに、今後は音楽活動だけではなく写真家としての活動の幅を広げていくようで、突然の復帰宣言にファンたちの間では、喜ぶよりも先にある疑問が浮上しているようだ。

ももクロをやめた理由が『普通の女の子の生活をしたい』『予定のない日々を送ってみたい』というものだったので、一部のファンは今回の復帰をどうしても受け入れがたいのだと思います。さらに、この1年がソロ活動の準備期間としか思えないんですよね。個人事務所設立だったり、3月に開催されるライブだったり。さらに、脱退してからすぐにインスタグラムが開設されたので、実質“普通の女の子”として生活していた日は1日もないのではないか、という声も上がっています。そうした状況もあり、今回の復帰宣言に一部では批判的な声が上がっているようです」(週刊誌記者)

 そんななか、ももクロ側は公式サイトで有安に向けたと思われるコメントを発表。「仕事じゃないお知らせ」というタイトルで「これからのストーリー お互い頑張ろうね」と短いながら有安の背中を押す文章を掲載したのだ。有安脱退当時はももクロメンバーを叩く声もあったが、今回で立場は逆転。メンバーが減っても活動を継続するももクロに賞賛が寄せられている。

「有安の個人事務所設立に誰がかかわっているのかは、わかりませんが、芸能界で親交のあった歌手のaikoや天童よしみなど、この1年で復帰の相談をする相手はいくらでもいたでしょう。大手芸能事務所のなかには、出ていったタレントの活動を邪魔したり、テレビ出演などを難しくさせるところもありますが、有安の所属していたスターダストはそのようなことはないでしょう。それにしても、ももクロ側が出した『お互い頑張ろうね』というコメントからは、余裕が感じられます。
ネット上では『有安嫌い』というような書き込みも多く見られますが、やはり脱退理由から今回の復帰までの経緯に納得がいかないももクロファンも多いのでしょう」(テレビ局関係者)

 ソロとなった有安の活躍に期待したい。
(文=編集部)

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