「週刊文春」(文藝春秋/3月14日号)が関ジャニ∞・錦戸亮のグループ脱退、ジャニーズ事務所退所の可能性を報じたのに続き、今度は「週刊女性」(主婦と生活社/3月26日号)が同グループ・大倉忠義の脱退説を報じ、エイター(関ジャニファンの通称)たちの間に激震が走っている。
関ジャニから渋谷すばるが脱退し、事務所を退所したのは2018年末のこと。
「報道のとおり、錦戸は渋谷の脱退時に関ジャニ解散を訴えて以降、村上信五、横山裕と対立してしまった。大倉もどちらかといえば錦戸よりの意見だったようで、記者会見では渋谷を送り出して別々の道でがんばっていくという姿勢を見せたものの、あれ以降、グループ内は分裂状態になっていたのです。大倉の場合、『週刊女性』が報じているとおり、過去に起きたファンからの嫌がらせがトラウマになっているというのも間違いないようですし、2人の脱退はかなり可能性が高いとみられています」(テレビ局関係者)
そして2人の脱退は、グループの活動にも影響を与えるという。別のテレビ局関係者は語る。
「事務所は報道直後に全国ツアーを発表して、その話題をかき消そうとしていましたが、実際のところ、関ジャニメンバー間の関係はよくないようです。年内には2人が脱退し、グループも活動休止する可能性が高く、早ければ全国ツアー前のゴールデンウィーク前後に発表されるのではないかと、業界では見られています」
それにしても、錦戸や大倉の脱退など、なぜ事務所にとって“トップシークレット”ともいえる情報が、たて続けにメディアで報じられる事態になっているのだろうか。
「今、ジャニーズ内部では、昨年末いっぱいで芸能活動を卒業して裏方に徹している滝沢秀明を中心にまとまっていこうという動きがある一方で、各グループのマネージャー間ではライバル意識も手伝って、関係が良くないケースもみられます。こうしたざまざまな思惑や感情が交差するなかで、ポロポロと内部から情報が漏れているようです。経営が混乱する企業ではよくあることですが、ジャニーズも不祥事や嵐の活動休止など大きな出来事が相次ぎ、混乱しているのでしょう」(同)
関ジャニの動向から、しばらくは目を離せない。
(文=編集部)