4月7日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、番組の歴代アシスタントが登場。そのなかで、4代目・青木裕子と5代目・田中みな実の確執が明らかとなり、TBSアナウンス部の“体質”を浮き彫りにする赤裸々な告白が注目を浴びている。



 歴代アシスタント集結は4月5日放送の『爆報! THEフライデー』(TBS系)での企画だが、『サンデー・ジャポン』では未公開の“ぶっちゃけトーク”を放送。『THEフライデー』で太田光爆笑問題)は「青木が田中みな実と全然合わなくてバッチバチなんだよ」と暴露したが、未公開映像ではさらに青木と田中が当時の状況を振り返っていた。

 太田によると「『田中みな実がスタジオに来る』って言ったら青木が『来ない』って言い出すしね。それを俺が仲裁してるっていう」と、相当険悪だったようだ。田中も「青木さんがメイクルームで一切顔も目も合わせてくれない。本当にイヤなんだなって」と明かし、青木自身も「本当にイヤだった」と本音を漏らした。
“2人がわかり合うきっかけ”について青木が「1回キスしたよね?」と告白して爆笑問題らを笑わせたが、それ以上は触れられていない。

 このやり取りを見た視聴者からは、「嫌いな人がいるからって仕事に行かないとか、青きは社会人としておかしい」「社員であるアナウンサー2人の不仲を外部の人間がフォローするって、TBSは異常すぎる」など、青木やTBSの非常識さを指摘する声が多数上がった。

 人気絶頂期にTBSを退社した青木と田中だが、ほかにも同局では人気アナの流出が相次いでいる。今年3月末には、手ホープながら恋愛スキャンダルも多かった宇垣美里が退社。「東スポWeb」では、相次ぐ人気アナの退社について“アナウンサーと上層部の対立”を挙げ、さらに「TBSのアナウンス部門には未来もなければ新人を育成しようという気概も感じられない」「今後もどんどん、アナウンサーが辞めていくと思う」と報じている。

 また、1月末には、多くのレギュラー番組を抱えていた吉田明世が退社。
吉田といえば2017年10月放送の『サンデー・ジャポン』で体調不良で本番中に途中退席し、彼女の激務ぶりに関心が集まった。その際、「TBSはブラック企業」などと批判が巻き起こり、社会問題として取り上げられるまでになった。TBSは吉田の勤務体制を見直したものの、同年12月の放送中に吉田は再び途中退席。吉田は妊娠を明かして体調管理不足を謝罪したが、翌週に自宅から生中継で出演したため「妊娠を公表したんだし、もうそっとしてあげてほしい」「TBSはもっと配慮すべき。会社としてどうなんだろう」と、再び批判が巻き起こった。

 他局に比べ、アナウンス部の体質そのものに非難の目が向けられやすいTBS。
人気アナが続々と流出しているが、根本的な改善策は見えてこない。
(文=編集部)