『人でごった返す環境ではまともに通信できない』
そんな常識が過去のものになりつつあります。詳細は以下から。
KDDIのプレスリリースによると、同社は7月25日および26日に大阪天満宮で開催される「天神祭」で、新たな通信強化の試みを実施するそうです。
これは5G(Sub6)の2つの周波数(3.7GHz/4.0GHz帯)に対応した無線装置「Dual Band Massive MIMO Unit(DB-MMU)」を搭載した基地局を用いるもの。
従来の無線機器は周波数帯ごとに装置を用意する必要がありましたが、1機で2種類をカバーするため最大2倍のユーザーが接続できるようになるとのこと。
また、基地局は可搬性があるため建物などへ簡単に設置できるほか、従来のMMUに比べサイズ2割/重量4割が削減され運びやすくもなっているとされています。

KDDIは『今後も5Gの高度化技術の拡大や、日常やイベント開催時の通信品質改善に取り組み、お客さまにNo.1の通信品質を提供していく』としています。