ハイエンドモデルにもかかわらず、7~8万円台という価格設定で人気の廉価版Galaxyの発売が前倒しされることが確定しました。詳細は以下から。
◆Samsungの廉価版スマホ、今年も前倒し
海外メディアAndroid Authorityの報道によると、「Galaxy S25 FE」は現行モデルより発売が早められるそうです。
これはSamsungの第2四半期決算発表で明かされた情報。Galaxy S23 FEが2023年10月26日、Galaxy S24 FEが2024年9月26日に発表されていましたが、ついに9月上旬か早ければ今月中にもお披露目されるとみられます。
リーク情報を元に予想されているGalaxy S25 FEの主な仕様や価格は以下の通り。大画面化してプロセッサも2世代進んだ現行モデルほど劇的な違いはないものの、Galaxy Z Fold7などと同様に薄型化し持ちやすくなるようです。
・Galaxy S25 FE
ディスプレイ:6.7インチフルHD+(2340×1080)有機EL
リフレッシュレート:120Hz
最大輝度:2600nit
プロセッサ:Exynos 2400
メモリ:8GB
ストレージ:126GBおよび256GB
背面カメラ:5000万画素メインカメラ、1200万画素超広角、800万画素望遠(光学3倍)
正面カメラ:1200万画素
バッテリー:4700mAh以上、充電速度が最大25Wから45Wに強化
その他:ディスプレイが狭額縁化、本体が薄型化
価格:700ドル

◆Pixel 10やiPhone 17にぶつける形に
また、興味深いのがGoogleが8月21日に発表する「Pixel 10」と完全にぶつかる点。
初の望遠カメラやTSMCが製造する「Tensor G5」を搭載する見込みのPixel 10ですが、予想価格は799ドルとGalaxy S25 FEより高い上に、ベンチマークアプリ「Geekbench 6」のスコアも下回っているのが現状です。
Galaxy S25 FE:シングルコア2066、マルチコア6694
Pixel 10 Pro XL:シングルコア2276、マルチコア6173

また、うまくすれば9月に発表される見通しのiPhone 17に先んじてリリースされるため、Galaxy S25 FEは最新のPixelやiPhoneと渡り合うべく投入されることになります。
◆待望の三つ折りスマホやXRヘッドセットも投入
また、Samsungは同社初の3つ折り型スマホ「Galaxy Z TriFold(仮)」や「Galaxy A17」、Googleと共同開発するXRヘッドセット「Project Moohan」といった注目度の高いデバイスたちを今年後半に発表する予定とのこと。
先行するHuaweiの3つ折り型スマホ「HUAWEI Mate XT」が約40万円、Appleのヘッドセット「Vision Pro」が約60万円だったことを踏まえると価格が気がかりではありますが、競争が生まれることで将来的な製品価格の引き下げにも期待できそうです。
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