「食を汝の薬とせん、薬を汝の食とせん」。これは、医学の父といわれるヒポクラテスの格言ですが、この言葉を体現している女性がいます。

その女性とは、アメリカ、マイアミに住むアネット・ラーキンス(Annette Larkins)さん。見た目は30~40代くらいに見える彼女ですが、実際は70歳というから驚きです。50代の息子2人と孫もいるというアネットさん。もちろん、整形手術は一切していません。

27年間変わらない食事法が若さの秘訣

そんな彼女の若さの秘訣は27年間続けている食事法にありました。口にするのは非加熱のフルーツ、ナッツ、野菜、それと植物の種子だけ。種子は発芽させたものも含まれます。庭には自らが育てたさまざまな種類の野菜やハーブ、フルーツがあふれており、食材は庭から調達します。フルーツや野菜から何種類ものフレッシュジュースを作り、気分に応じて飲んでいるそう。

いたって健康で、薬も必要なし

健康状態はいたって良好で、エネルギーに満ちており、薬も一切必要ないとか。アネットさんは母親と祖母を若くしてガンで亡くしているので、その若さや健康状態は遺伝的な要因ではないようです。旦那さんのアモスさんは、彼女とは違い一般的な食事をしてきました。

いまでは2人で外出すると、アネットさんがあまりにも若いので夫婦だとは思われないそうです。アモスさんは、「自分も同じ食事をしておけば良かった」と話しています。

彼女はいわゆるロービーガンですが、誰かのルールに従っているわけではなく、自分にとって自然だと感じるスタイルを実践しているだけ。同じ食事法をしても誰もが彼女のようになれるとは限りません。でもアネットさんを見ていると、いま食べているものが明日の自分を作っていくことは一目瞭然に感じます。

The Fruit Doctor,Tips 4 dieting

(文/メーテル徹子)

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