2006年にリリースしたデビュー・シングル『スマイル』で突如、全英チャート1位を獲得したリリー・アレン。デビュー・アルバム『オーライ・スティル』は、全世界で250万枚以上のセールスを記録しました。
その後は、なにかと破天荒な行動が話題になったお騒がせ歌姫リリー、5年間活動休止していましたが、このたび完全復活を果たしました。

完全復活! 5年ぶりにアルバムをリリース

2014年05月7日発売 /リリー・アレン『シーザス』 2,200円(税抜き)

5月7日にはニュー・アルバム『シーザス』をリリース。彼女の数々のヒット曲を手掛けてきたグレッグ・カースティンが、収録曲のほとんどを手掛けたということもあり、デビューの時にみせた過激でポップなリリーが戻ってきました。

女性の本音を語る過激な歌詞

アルバムからのファーストシングル『ハード・アウト・ヒア』では、歌詞とミュージックビデオが過激すぎて、Twitterが炎上! しかし公開からたったの2週間で1,000万回以上の再生数を突破し、改めてリリーの人気を決定づけるものとなりました。日本語字幕入りビデオも公開中なのでどれだけ毒舌なのか、ご覧ください!

優等生シンガーを装うよりも、ある意味、人間らしい言葉がならぶ歌詞。毒舌というよりも、よく言ってくれた! と勇気をもらう女性も多いかもしれません。

2度の辛い経験を乗りこえて

そんなリリー、私生活では2007年にケミカル・ブラザーズのエド・シモンズと交際中に妊娠を発表しました。しかし、この交際のなかで残念ながらも、流産という辛い経験をします。そしてエドとは結局、破局。その後は20歳近くも年の離れたアートディーラーと交際をしましたが、最終的に結婚相手に選んだのは、画家のサム・クーパー。サムと交際中にも再度、流産をしてしまったのですが、それも乗り越えて今では2児の母となりました。

芯のあるメッセージや楽曲に今後も注目

幸せいっぱいに母親業に専念したリリー、それだけでは物足りなかったようで、今回、夫のサポートもあってアーティストとして復活。

ファンとしてはうれしい限りです。女性としての辛い出来事を乗り越え、幸せを手に入れたリリー。そんな経験をとおしてパワーアップした彼女の音楽やメッセージは、これからも期待大です。そして、いつの日か日本でもライブが観られたらうれしいですね。

Warner Music Japan Official Lily Allen page

(松崎桃子)

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