キッチンに並べておくだけでおしゃれですし、料理の味だけでなく香りも豊かに仕上げてくれて、上手に使えばレシピも広がります。
でも、その使い道は、煮込み料理やグリル料理に使うだけとワンパターンになりがち。仕事で忙しく毎食自炊というわけにはいかず、気がつけば消費期限が間近!なんてこともあります。
なかでも、あまってしまうのがハンバーグに使うスパイス「ナツメグ」。ひき肉の臭み消しに使っている人はいると思いますが、なかなか出番がなく、いつも余らせてしまっている、なんて人も多いのではないでしょうか。
そんなスパイス「ナツメグ」の意外な使い方を紹介します。
乳製品の臭いをまろやかにする「そのほんのり甘い風味が、実はバターや生クリームなどの乳製品と好相性。独特のクサみを抑えてくれます。ホワイトソースやポタージュ、クリームスープ、ホットチョコレートなどに少量振り入れるとグッと美味しくなりますよ」
「FOODIE」より引用
- 乳製品のクサみも消してくれるとは初めて知りました。また、スープや、ホットチョコレートに振りかけるのはもっとも手軽な使い方。ココアやコーヒーなどに入れてみても良さそうです。
- 野菜の青臭い風味をかき消す
「マッシュポテトやコロッケ、グラタンなどには、ジャガイモ特有の青臭みを消して、甘みを引き出し、とても豊かな味わいになります。器にホウレンソウを入れ、ナツメグをひと振りし、中央にタマゴを割り入れレンジで加熱したココットなんて、いかがでしょうか?」
「FOODIE」より引用
野菜の青臭さを消し、甘みも引き出してくれるとのことなので、試さない手はないですね。
「甘い刺激的な芳香は、加熱すると独特な香りが弱まり、甘みが引き立ってきます。また、焼き菓子やハンバーグなどのひき肉料理に使うときは、ナツメグだけよりも、シナモンやオールスパイス(シナモン・クローブ・ナツメグの香りを持つスパイス)も一緒に入れると、よりおいしくなりますよ」
「FOODIE」より引用
加熱することで、甘みを引き出すことができるそうです。シナモンなどを同時に使うことで、より料理がおいしくなるというのも初めて知りました。
使い切れないことが多いスパイス「ナツメグ」ですが、意外にも万能なことにおどろきました。華やかさがほしいおもてなしの料理の際もぜひ忘れずに使いたいもの。これから出番が増えそうです。
[FOODIE]
nutmeg and grater on wooden chopping board via Shutterstock
(若松真美)
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