カフェインを摂らない、ぬるめのお風呂にゆっくりつかるなど、安眠のために心がけるべきことはたくさんありますが、そもそも、気持ちがソワソワしていては、いくら安眠グッズを並べていても意味がありません。
そこで、良質な睡眠のために、まず、頭をからっぽにして心を落ち着けるための方法を実践してみたいと思います。兄弟サイト「ライフハッカー[日本版]」より紹介します。
1. 自分の考えを書きだす頭の中から自分の考えをアウトプットして文章化しましょう。昔ながらの方法ですが、紙とペンを使うのも効果的です。しかし、寝室にデバイスがあるなら、Evernoteのようなメモ帳アプリに自分の考えを書き込んでおくと、後で考えを確認しやすくなります。
「ライフハッカー[日本版]」より引用
頭の中で考えているだけでは、堂々巡りで結論が出ない、なんてことが多々あるものです。そんなときは文字にしてみるだけで、自分がどうしたいのかハッキリしたり、改めて状況が把握できたりするもの。安眠のためだけでなく、ムダな時間を過ごさないためにも、定期的に心がけたいです。
2. ビジュアル化するベッドに潜り込むやいなや、いろいろな考えに襲われた場合は、単純なビジュアル化によって頭脳を沈静化できます。ベッドの横に大きなバスケットがあるとして、考えごとが頭から浮かんでバスケットに入っていくようなイメージをしましょう。それらは後で思い出せるので、現時点では考えたことを頭から追い出すことに集中しなければなりません!
「ライフハッカー[日本版]」より引用
イメージトレーニングのようなものでしょうか。「あとで思い出せる」というのがポイントですね。
定期的な瞑想には、睡眠の改善や精神の沈静化など多くの利点があります。毎日瞑想して、頭脳が過活動しやすい体質を改善させましょう。もしくは、就寝時に瞑想することで、頭脳と身体をリラックスさせて眠りやすい状態を作りましょう。
「ライフハッカー[日本版]」より引用
数々の成功者が実践している瞑想。昼や忙しい朝は難しくても、夜のほんの数分なら実践できそう。リラックス効果が期待できそうです。
4. 「明日考えるから」と自分に言い聞かせる頭脳はしつこい性格です。放っておくと、アイデアや心配事、解決策をぐるぐると考え続けます。それらの考えが何度も出てくることに気づいたら、「明日時間を作ってちゃんと考えるから、今のところは睡眠を取らせて」と自分の頭脳に言い聞かせましょう。
「ライフハッカー[日本版]」より引用
「頭脳はしつこい性格」。言われてみればその通りで、来る日も来る日も同じことを考えてしまうことすらあります。
もし、あなたが多忙な人だったり、就寝時までずっとテレビやパソコンを見ているのなら、おそらくベッドに潜り込んだ時点では頭脳はまだ活動状態で、その日1日を思い起こしたり翌日の計画を立てたりしているでしょう。そんなことをしていると、時間通りに眠りにつく習慣の妨げになります。就寝前にはデバイスのスイッチを切り、頭を解放して、考えることを終了させましょう。そうすれば、空っぽの頭でベッドに入り、気持ちよく眠れます。
「ライフハッカー[日本版]」より引用
ついつい寝る間際まで、スマートフォンやパソコンをさわってしまうという人は多いかもしれません。私もそのひとり。でも安眠や疲れた脳を休ませるためには、ほどほどの時間で手放さなくては......。スマートフォンは電源を切ってしまったほうが良いかもしれません。
よく眠れないと、身体だけでなく心や頭までも調子がでないものです。心身の健康のためにも、頭をからっぽにする方法、覚えておきたいと思います。
Depressed women in bed via Shutterstock
(若松真美)
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