米国のスーパーマーケット「ホールフーズ・マーケット」は、ヘルスコンシャスな女性を中心に、日本でもおなじみになりました。

1980年にテキサス州オースチンで開店し、いまではカナダや英国にも進出している全米第8位のスーパー。

ダラス地区にも10店以上あり、私にとっては生活に欠かせないストアです。

アメリカへの出張や旅行の際には一度このスーパーへ、と思っている人も多いと思います。ホールフーズ利用歴18年の私が、このスーパーを200%利用する技を紹介します。

なんでも試飲・試食可

店内のあちこちに置かれている試食や試飲のコーナー。フルーツやチップスなどが試飲できますが、ホールフーズがすごいのは、そこでとどまってはいないところです。

店内の商品は、すべて試食や試飲可能。「すべて」ということは、箱や袋に入っているものもOKなんです。これってちょっとすごいですよね。

私が目撃したなかには、スイカやオレンジをその場で切ってもらっている人や、デザートを試食しているお客さんなど。私も、ケーキのデコレーション過程を眺めていて、「食べてみる?」と声をかけられたことが何度かあります。

封を開けてもらってまでは......と、つい日本的な遠慮を感じるかもしれませんが、せっかくのチャンス。

試してしっかり選び、かつ、店員さんとのやりとりも楽しんでしまうのが、百戦錬磨の消費者ですよね。

すべて返品&返金可

日本にくらべて、もともと返品ルールのゆるいアメリカ。ホールフーズにはその上をゆくポリシーが。

使用したものや消費されたものでも返品はOK。レシートを見せれば、嫌な顔ひとつせずに、返金してくれるんです。

私の返品経験のひとつ。消費期限前なのに買った鶏肉が痛んでいたので、商品を持っていて返品に行ったんです。そしたら、「痛んでいるなら、持ってこないで捨てていいよ。ちゃんと返金するから」。おおっ、太っ腹。

私の目撃例には、半分食べかけのホールのパイを返品していた強者も。ちょっと驚きましたが、食べているうちになにか不都合があったのかもしれません。

カスタマー・サービス担当者は、さっと手続きして、ちゃんと全額返金です。

半額だけなんて、セコイことはしない。神対応でした。

気になるセールも良心的

看板の左下にあるのが週替わりセールのチラシで、右下がクーポン・ブックレット。クーポンブックは2か月ごとに発行されます。

同店の週替わりセールは、水曜日から翌週の火曜日まで。店の出入り口にチラシとクーポンが置いてあるので、それをチェック。日用品やデリのお惣菜も対象になることがあるので、旅行中でも利用価値ありです。

「アボカド5個で5ドル」のようなセールでは、1個だけ買っても、通常価格ではなく、セール価格の1個1ドルとして計算されるんです。だから、5個買わなくっても大丈夫。

スーパーによっては、セール個数以下だったら、通常価格で計算されることもあるのですが、ホールフーズはこのあたりもとても良心的。

後編に続きます。

[Popsugar, Whole Foods Market]

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