世界最大級の戦略コミュニケーション・コンサルティング企業である フライシュマン・ヒラード。その日本法人でフライシュマン・ヒラード・ジャパン(以下FHJ)は、日本の市場と文化に合わせて、クライアント企業の事業戦略実現をサポートする戦略的コミュニケーションサービスを提供している。

なぜコミュニケーションが重要なのか?

現代社会は、多様な価値観が共存し、複雑な問題が山積している。このような状況下で、企業が社会の一員として持続可能な成長を実現するためには、効果的なコミュニケーションが不可欠だ。 代表取締役社長の金山氏は、「コミュニケーションのパワーで日本をもっと元気に」というビジョンを大切にしている。このビジョンのもと、人々の意識や行動を前向きに変え、多様な社会課題との向き合いも積極的に取り組んでいる。

その代表的な取り組みが、2024年7月にスタートした「FH元気塾」だ。この勉強会は、コミュニケーションの力でより良い社会を実現したいというFHJの想いを具現化した取り組みのひとつである。さまざまな社会の多様な課題をテーマに、外部の有識者を招くこの勉強会を通じて、社員の意識向上を図るとともに、社会との繋がりを深め、より良い社会の実現に貢献することを目指している。

社内勉強会「FH元気塾」の役割

「FH元気塾」第1回のゲスト、日本ファクトチェックセンターの編集長である古田大輔氏。

「FH元気塾」の第1回は、2024年7月11日に開催され、ゲストに日本ファクトチェックセンターの編集長である古田大輔氏を招いた。 フェイクニュース時代の「メディアリテラシー」をテーマに、生成AI技術の進化やアメリカの大統領選挙の影響もあり、正確な情報を見つめるメディアリテラシーが求められる現状やファクトチェックの意義や、日本ファクトチェックセンターの立ち上げについて話を伺った。メディアリテラシーの重要性について再認識する貴重な機会となった。

第二回ゲスト、一般社団法人あすには代表理事である井田奈穂氏。

第2回(2024年8月8日開催)は、一般社団法人あすには代表理事である井田奈穂氏をゲストに迎え、選択的夫婦別姓をテーマにあげた。

井田さんが個人として始めた選択的夫婦別姓の活動を、地方議会や国会議員、さらには経済界のトップリーダーまで巻き込む形で広げた経緯を聞き、参加者の多くがパワフルな井田さんのトークに多くの気づきと元気をもらったという。

第3回ゲストの認定NPO法人グッド・エイジング・エールの代表である松中権氏と一緒に参加社員の方々。

第3回(2024年10月8日開催)では、認定NPO法人グッド・エイジング・エールの代表である松中権氏を迎え、「世界でいちばんカラフルな場所を目指して」をテーマに、ご自身の経験談をはじめ、LGBTQ+の方々が抱える課題を聞いたLGBTQ+に関する社会の理解を深め、多様性を認め合う社会の実現に向けて何ができるのかを考える機会となった。

このように「FH元気塾」は、今後も社会のさまざまな課題を取り上げ、多様な視点を持つことの重要性を認識する上で大きな役割を果たしている。また社内研修にとどまらず、社会的にポジティブな影響を与える取り組みとして続けていきたいとしている。

フライシュマン・ヒラード・ジャパン

(当記事はMASHING UP賛助会員の活動を伝えるものです。)

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