アートや食を楽しみながら新緑の季節の心地よさを感じてもらうと、「KAMEYAMA ART&MARKET(かめやまアート&マーケット)」が18日、君津市亀山地区で開かれる。
 主催するのは、Teamののさん(監物佳南枝代表)。
観光地でありながら過疎化や学校の統廃合が進み、空き家も増加している現状に対し、地元出身の監物さんが中心となって「亀山の魅力を改めて発信し、関係人口をつくり出す。それをきっかけに移住者の増加につなげられれば」と企画した。
 テーマは「日常にスパイスを」。亀山やすらぎ館前・亀山湖畔公園を会場に、カレー、タコス、ハンバーガー、ネパール料理、わっぱ飯など、多国籍フードのキッチンカー20店舗以上が出店する、地元の人たちによる雑貨の販売、昔懐かし縁日ブースもある。
 アートイベントは「蔵の美術展」として、亀山を拠点に活動したアクリル作家の作品を会場近くの蔵で展示する。ガラス造形作家、大貫仁美さんによるワークショップ「なんちゃって金継ぎブローチ」(事前予約制)のほか、シルクスクリーンやキーホルダー作りもある。
 また、亀山地区の空き家見学ツアーも予定している。
 午前10時から午後4時。雨天中止。問い合わせはTeamののさん(電話)080(2064)7545、電子メール=nonoproject.2021@gmail.com
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