23日午後3時前、千葉県印西市中央北3の商業施設「イオンモール千葉ニュータウン」で、客同士のたばこを巡るトラブルがあり、催涙スプレーが噴射された。千葉県警印西署によると、44人が目やのどの痛みを訴え、このうち12人が搬送された。
命に別条はない。噴射した人物は逃走していたが、身柄を確保されたという。
 同署によると、確保されたのは50代の男性。スプレーをまいたことを認めているといい、同署は傷害容疑も視野に捜査を進める。顔に噴射されたとみられるのは60代男性で、呼吸困難になり搬送された。
 この建物のモール棟1階でトラブルになったとみられる。施設関係者が「建物出入り口付近で塩酸のような臭いがする」と110番通報した。
 印西地区消防組合消防本部によると、買い物客の女性から「せきが出て、呼吸が苦しい」と119番通報があった。他に「何らかのスプレーがまかれたようだ」という通報もあった。消防隊が駆け付けて救助にあたっている。
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