第107回全国高校野球選手権千葉大会は、5日午前10時から千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで開会式が開かれる。163校147チーム(うち連合7チーム)が参加。
市川工の小国佐杜利主将が選手宣誓を行う。試合は10日に始まり、順調に日程を消化すれば決勝は26日。甲子園を目指す熱戦が間もなく幕を開ける。
 開会式の入場行進は千葉商大付3年の池田隼晟さんが選手先導を務め、植草学園大付の生徒200人が校名プラカードを持つ。メイン司会は第72回NHK杯全国高校放送コンテスト優秀賞の藤尾竜太さん(検見川3年)と市ノ渡ひなさん(柏南3年)。八千代松陰の合唱部員27人が歌声で花を添え、演奏を担当する習志野と拓大紅陵の吹奏楽部員計200人は式典後に特別演奏を披露する。
 開会式前日の4日、会場のZOZOマリンでは関係者らが準備に追われた。各校のプラカードを番号順に配置したり、入場行進の導線の確認や各球場で使用するボールやロジンバックなどの備品の仕分けをしたりして本番に備えた。
 県高野連の早川貴英会長は「いよいよ開幕する。高校生にとって輝く舞台。充実した大会にしていきたい」と語った。
 
(比嘉佑介)
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