芝山町は1日、歓送迎会後に酔った状態で同僚に暴行してけがを負わせた町長部局の男性課長(56)を減給10分の1(5カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
 町によると、5月2日、町外の飲食店で課長級職員ら約20人が参加する歓送迎会を開催。
閉会後、店内に残っていた男性課長が酒に酔って同僚と口論になった際、仲裁に入った別の同僚の男性の胸ぐらをつかんで下半身を数回蹴り、内出血などのけがを負わせた。
 男性課長は町の聞き取りに行為を認め、当事者間の和解も成立した。歓送迎会には麻生孝之町長も参加したが、トラブルの発生時には帰宅していたという。
 麻生町長は「町民の信頼を大きく損なう結果となり、深くおわび申し上げる。全職員に向け、綱紀粛正の保持、服務規律の徹底を図り、信頼確保に努める」とコメントを出した。
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