町によると、節目を盛り上げようと、エビアミーゴをデザインした作者で、イラストレーター・にしもとおさむさん(61)に新たなロゴを打診。御宿の海や山のほか、歴史や文化、産業、観光を丸ごと詰め込んだアート感のある作風で、明るい未来を描いたデザインに仕上がっている。
2009年に町おこしの一環として誕生したエビアミーゴは、メキシコの民族帽子をかぶった特産の伊勢エビの少年の設定で、丸みを帯びた愛らしいキャラで町民らに人気がある。当時きれいな御宿の海を気に入り町内に移住していたにしもとさんが生み出した。
70周年記念のぼり旗は、小中学校や公民館、観光協会、商工会などに設置しており、ロゴは町の封筒などにも活用されている。
現在の町は1955(昭和30)年、14(大正3)年に町制施行した従来の町と布施村の大半エリア(下布施と上布施の一部)、浪花村の一部(岩和田)の合併により誕生した。
(馬場秀幸)