船橋市を本拠地とするバスケットボールBリーグ1部(B1)の千葉ジェッツふなばし(千葉J)は12日、西村文男選手(38)が10月に開幕する2025~26年シーズン限りで現役を引退すると発表した。14~15年シーズンに千葉Jへ加入し、司令塔の役割を担うポイントガード(PG)としてB1や天皇杯の優勝に貢献した。

 西村選手は三重県出身。福井・北陸高、東海大を経て、日立サンロッカーズ(現・B1サンロッカーズ渋谷)で09~10年シーズンからプレー。ナショナルバスケットボールリーグ(NBL)時代の千葉Jに14年移籍し、16年に始まった新リーグのBリーグでは同じPGの富樫勇樹選手(32)らと共に、チームを20~21年シーズンのB1年間王者に導くといった活躍を果たした。プロキャリアとしては17年目となるシーズンで、選手生活にピリオドを打つ。
編集部おすすめ