千葉ロッテマリーンズで今季から指揮を執るサブロー監督は、新1軍春季キャンプ地の宮崎県都城市で選手を見守っている。新指揮官の思いを同球団広報の梶原紀章氏が日々、伝える。
(キャンプ休日は休みます)
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 鰐塚(わにつか)山地から朝日が昇る。宮崎県都城キャンプ初日は雲一つなかった。空は晴れ渡っていた。歓迎セレモニーでサブロー監督は「今年は60年に一度巡ってくるという丙午(ひのえうま)の年ということで、情熱と勢いを力に変えて、この都城で土台をつくって一日一日を大切に闘ってまいります」とスピーチした。前日より考えて決めたメッセージ。短く簡素に、しかし強いメッセージだった。
 このキャンプからオープン戦にかけて競争を煽っていく。「去年は若手の出番が多かった。もちろん若手の突き上げも大事だけど、ベテランも黙ってはいない。去年の悔しさもあると思う。オレは若手以上にベテランに期待をしている。それがチーム力」とサブロー監督は若手とベテランの融合と競争が生み出す化学反応に期待をかける。
そして「今、1軍キャンプだからとか2軍キャンプだからというのは関係ない。入れ替えはどんどんしていく」と動かしながらチーム内に刺激を生み出す考えだ。
 昨年はリーグ最下位。「底からの挑戦。勝ちに対する執念を出して、リーグをかき回す存在になる」と意気込む。どん底から、ただ上がるのみ。龍のごとく天高く舞い上がる。這い上がるエネルギーは、なによりも強い。厳しく楽しいマリーンズのキャンプが快晴の下、スタートした。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)
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