貧困の連鎖を断ち切るため、千葉市は新年度から、生活保護受給世帯の中学生向けの学習・生活支援事業の対象を1年生まで拡大すると明らかにした。これまでは2、3年生に限られ、他の支援事業は小学5、6年生が対象だった。
制度の隙間をなくし、支援を行き渡らせたい考えだ。
 開会中の市議会定例会で、田畑直子議員(立民)の代表質問に大木正人副市長が答えた。
 市は生まれ育った環境によって将来が左右されることがないよう、同世帯などに学習と生活の支援をしている。市保護課によると、中学生を対象とした支援は平日週2回、もしくは毎週土曜日、コミュニティセンターなどで行っている。
 同世帯の子どもの高校進学率は、支援を受けた子どもの方が高い。2024年度は対象となった222人のうち、参加した58人の高校進学率は100%で、支援を受けていない子どもの進学率は約84%だった。
 市は支援対象者を中学1年生までに拡大すると同時に、平日の会場を6カ所増設し、20カ所とする。
(大村慧)
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