ジャン・コクトー作、三谷幸喜演出の舞台『声』が、12月18日から東京・表参道のスパイラルホールで上演される。

詩や小説、戯曲、評論、映画、脚本、音楽、絵画など様々な分野で活動したフランスの芸術家ジャン・コクトー。
1930年にコクトー自身の演出によって初演された『声』は、1人の女性が電話の向こう側にいるかつての恋人に語りかけるという構成のモノローグ劇だ。三谷版では鈴木京香が出演し、沈黙や間も昇華しながら、観客には見えない相手との会話を通じて、叶わない恋への執着や絶望、悔恨、嫉妬、悲哀などの表現に挑む。また、舞台美術は多彩な活動を展開するコミュニケーションディレクターの森本千絵(goen°)が担当している。

なお、12月24日と25日の公演後には三谷と鈴木がゲストを迎えるクリスマストークも開催される。ゲストはシス・カンパニーホームページで後日発表される。チケット一般発売は11月16日からスタート。
編集部おすすめ