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同作では、若さと美貌を兼ね備え、『源氏物語』で注目を集める若手作家・紫式部と、文筆家として才能の枯渇に怯えながら、同時に女性としても加齢による美の衰えに不安を抱くベテラン作家の清少納言による、作家として、女としての戦いが描かれる。
キャストには、三谷作品への出演はドラマ『わが家の歴史』以来となる紫式部役の長澤まさみ、三谷が脚本を手掛けた舞台『君となら』に出演した清少納言役の斉藤由貴が名を連ねている。なお、2人は共に『東宝シンデレラオーディション』でデビューしており、同じ事務所の先輩と後輩でもある。チケットの一般発売は9月上旬を予定。
■長澤まさみのコメント
念願だった三谷さんとの舞台作品。とても楽しみにしています。紫式部と清少納言ということで、なんだか一筋縄では物語が進んで行かない様なところが少し怖くもあり楽しみなところでもあります。斉藤由貴さんは事務所の先輩ですが、共演は今回が初めて。稽古を通して2人の関係性を丁寧に作って行けたらと思います。三谷さんの作品ですから、その世界感や会話の中から物語の人々がイキイキと輝けるよう努めていきたいです。
■斉藤由貴のコメント
去年の暮れ、三谷さんと歌番組で再会致しました。ザ・芸能界の場違いな気配で変にソワソワしてて、でも「三谷さんとの再会」がすごく嬉しい、ってコトだけは私はハッキリ自覚してました。
■三谷幸喜のコメント
長澤さんの舞台を観て、この人には舞台女優として秘めた才能があると感じました。それを引き出してみたいと思いました。どうせならハードルは高い方がいい。難易度の高い二人芝居。それも女二人。相手役はめちゃくちゃ芝居の上手いベテラン女優。