Text by CINRA編集部
是枝裕和監督・脚色・編集のNetflixシリーズ『阿修羅のごとく』の場面写真が到着した。
向田邦子原作の同名ドラマを是枝裕和がリメイクする『阿修羅のごとく』は、原作と同じく1979年を舞台に、年老いた父の愛人問題をきっかけに大きく揺らぐ竹沢家の四姉妹が、ときに争い、ときに笑いながら本当の幸せに向き合っていく姿を描いた現代版ホームドラマ。
四姉妹キャラクター紹介
長女・三田村綱子(宮沢りえ)
「あーあ、女のきょうだいも、四人いると、デコボコがあってむつかしいわ」
長女・綱子は、活け花の師匠をして生計を立て、夫の死後息子をひとりで育て上げてきた。しかし、活け花の仕事先である料亭「桝川」の主人・貞治とのうしろめたい関係を切るに切れず、密会を重ねる間柄を続けている。
次女・里見巻子(尾野真千子)
「どこで誰といるか、うすうす知ってるのよ。でもね、あたし、黙ってるの」
次女・巻子は、会社員の夫・鷹男と、長男・宏男、長女・洋子の4人で暮らす専業主婦。一見幸せそうに見えるが、鷹男の浮気を疑いながらも何事もないように日々振舞っている。
三女・竹沢滝子(蒼井優)
「キレイじゃないわ、あたし」
三女・滝子は、都立図書館に勤める司書。四女・咲子(広瀬すず)とは顔を合わせれば口喧嘩ばかりで犬猿の仲。父の不倫調査のため依頼した興信所の勝又に惚れられるも、恋愛経験に乏しく、素直に気持ちを受け入れられないでいる。
四女・竹沢咲子(広瀬すず)
「そりゃ、あたしは子供ン時から、ずっとミソッカスだったわよ」
四女・咲子は、喫茶店でウエイトレスとして働きながらチャンピオンを目指すボクサー・陣内を献身的に支えている。






