Text by CINRA編集部
李相日監督の映画『国宝』の予告編、ポスタービジュアルが到着した。
6月6日に公開される『国宝』は、吉田修一の同名小説をもとに、任侠の一門に生まれながらも歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄が激動の50年を生き抜き、「国宝」となるまでを描いた作品。
予告編には事故で入院した半二郎が喜久雄と俊介に「代役は喜久雄で行く」と告げるシーンや、俊介が「本物の役者になりたい」と涙ながらに訴える場面、喜久雄の「神様と話してたんとちゃうで。悪魔と取引してたんや―」というセリフが確認できる。
操上和美が撮影したポスタービジュアルは「その才能が、血筋を凌駕する―」というコピーとともに、正義や勇気を表す赤い紅隈を彷彿とさせる化粧を施した喜久雄の姿を捉えたもの。また俊介、半二郎の劇中ソロビジュアルも公開された。ともに「その才能が、運命を狂わせる―」というコピーが添えられている。

©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会

©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会