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Text by CINRA編集部



『サントリーホール サマーフェスティバル 2025』が8月23日から30日まで六本木一丁目・サントリーホールで開催される。



1987年にスタートした『サントリーホール サマーフェスティバル』は、音楽の「現在(いま)」を紹介する東京の現代音楽の祭典。

最前線で活躍する世界各国の音楽家たちがサントリーホールに集まり、音楽を発信している。



テーマ作曲家 ジョルジュ・アペルギス サントリーホール国際作曲委嘱シリーズNo. 47(監修:細川俊夫)
今回のテーマ作曲家は、ヤニス・クセナキスに師事し、フランスにおけるミュージックシアターの先駆者として知られるジョルジュ・アペルギス。日本初演となるオーケスト作品をはじめ、室内楽作品、代表作『レシタシオン』を紹介する。



作曲ワークショップでは、若手作曲家の作品の実演とアペルギスによるアドバイス、同シリーズの監修者・細川俊夫とのトークセッションが行われるほか、現代声楽作品のためのボーカルマスタークラスでは『レシタシオン』公演に出演するドナシエンヌ・ミシェル=ダンサクが講師を務める。



第35回芥川也寸志サントリー作曲賞選考演奏会
『芥川也寸志サントリー作曲賞』は、戦後日本の音楽界の発展に貢献をした作曲家、故・芥川也寸志の功績を記念して1990年に創設。2024年1月から12月に国内外で初演された日本人新進作曲家の管弦楽作品から、選考委員の伊左治直、小出稚子、安良岡章夫による第1次選考を経てノミネートされた斎藤拓真、廣庭賢里、松本淳一の3作品を実演し、その中から、もっとも清新かつ将来性に富む1作品を公開で選考し、贈賞する。



第33回の受賞者・向井航に委嘱した新作の世界初演と、芥川也寸志の生誕100年を記念して芥川の出世作『交響管弦楽のための音楽』の演奏も行われる。



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