Text by CINRA編集部
展覧会『佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)』が、6月28日から横浜美術館で開催される。
大学卒業後、電通に入社しCMプランナーとして湖池屋「スコーン」、「ポリンキー」、NEC「バザールでござーる」、サントリー「モルツ」といったCMの制作に携わった佐藤雅彦。
横浜美術館のリニューアルを記念して開催される同展は、佐藤のキャリアをたどる展覧会。佐藤の創作の根幹にある、作品を「作る」より手前の、「作り方を作る」という姿勢を、創作のプロセスを紹介しながら紐解いていくという。
電通在籍中に作り上げたCM群や、学生との研究の成果をもとに世に送り出した教育番組などのコンテンツ、特別展示として『ピタゴラスイッチ』に登場する4台の「ピタゴラ装置」も展示される。

計算の庭(桐山孝司との共作/森美術館「六本木クロッシング2007」 展示風景)

ピタゴラ装置(NHK「ピタゴラスイッチ」より)