Text by CINRA編集部
NHK2026年度前期連続テレビ小説『風、薫る』の新たな出演者、清水彩香が手がけたロゴが発表された。
連続テレビ小説第114作となる『風、薫る』は、文明開化が急速に進む明治を舞台に、当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込んだ主人公の2人の女性が傷ついた人々のために奔走し、時には戦う姿を描いた冒険物語。
主人公・りんの母 一ノ瀬美津役:水野美紀
【登場人物紹介】
那須にあった小藩の旧藩主の一族として生まれた。農家になり、明治を迎えても気位の高さは失っておらず、いざという時には自らなぎなたを振るう豪胆をもつ。一方で新しい物好きな一面も。
【本人コメント】
①意気込み
今回の出演、とてもうれしく思います。大きな変化の中にある時代をたくましく生きる人物を演じる事で得られるものはとても大きいと感じています。現代からの視点で見れば、「風、薫る」で描かれる明治時代は、物理的にはとても不便で、社会的な抑圧もとても強くて精神的にも辛い事が多い。だけど渦中の人物たちにはそれが当たり前で、目の前の苦難を一つひとつ、歯を食いしばって乗り越えていくしかない。だけどそれが不幸で現代を生きる我々は幸せかと言えば、全く言い切れない。生きる力とは何か、幸せとは何か、切実に己に問いかけながら、脚本を読み進めています。役の悲しみ、苦しみ、喪失、迷い、怒りを噛み締めながら、そんな中にでも訪れる幸せな一瞬一瞬、笑い合える瞬間の喜びを一つも取りこぼさないよう、視聴者の皆さんに届けたいと思っています。
②連続テレビ小説出演歴
「スカーレット」では主人公の生活する共同の宿の同居人を演じました。大阪での撮影で、まだ幼かった我が子を連れて撮影に通った日のことを想い出します。
③看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
看護師や医者の役は何度もやり、その度に監修の先生からさまざまなことを学ぶのですが、本当に大変な仕事であると感じます。看護される状態にある人というのは、人生の波の中でも苦難の状態にある人で、そういう時にはその人の本質が覗く。不安を抱えていれば感傷的になるし時に攻撃的にもなる。だから看護の現場はドラマになりやすいのだと思います。それを受け止める看護師という仕事は、人間力のいる仕事だと思います。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
栃木は近くて遠い場所です。日光や那須、宇都宮はよくロケでも訪れますが、車で行くので遠い!
新幹線で行けば近いのに、新幹線で行く機会がなかなかない。車で遠出する場所というイメージです。
主人公・りんの妹 一ノ瀬安役:早坂美海
【登場人物紹介】
りんの2才下の妹。
【本人コメント】
①意気込み
今回「風、薫る」という作品に参加できることを心から光栄に思います。私が演じる一ノ瀬安は、家族を明るく照らす存在でありながら、まだ幼さや繊細さも残る女の子です。小さいころから憧れていた朝ドラの世界に、自分が飛び込めることが夢のようで、ドキドキとワクワクでいっぱいです。画面の向こうのみなさんにも、吹き抜ける風のように、この物語が届きますように。
一瞬一瞬を大切に、精いっぱい演じさせていただきます。
②連続テレビ小説出演歴
今回が初めての朝ドラ出演です。これまでも何度もオーディションに挑戦して、そのたびに悔しい思いをしてきました。だからこそ今回、「一ノ瀬安」という役に出会えたことが本当にうれしいです。小さいころから朝ドラを見ていて、どんな困難にも負けず前を向いて生きる登場人物たちに心を動かされてきました。あのあたたかくて力強い世界に憧れていた私が、今度はその一員として作品をつくる側になれると思うと胸がいっぱいです。
③看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
看護は、体だけでなく心にも寄り添うお仕事だと思います。母が介護の仕事をしていて、「そばにいてくれる人の存在や言葉に救われる方がたくさんいる」とよく話していました。その言葉を聞くたびに、人に寄り添う力の大きさを感じてきました。看護も同じように、患者さんやその家族にとって大きな支えになるものだと思います。今回のドラマを通して、そうした看護のあたたかさや大切さを私自身も学び、安としてもそっと寄り添える優しさを大切に演じたいです。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
那須は空気がきれいで自然が豊かで、とても癒される場所だなという印象があります。栃木には以前訪れる機会があり、美しい景色やあたたかい人たちに触れて、心が穏やかになるような時間を過ごしました。今回の作品の舞台とも重なるので、そんな魅力的な場所で撮影できることをとても楽しみにしています。
一ノ瀬家の元陪臣 中村義正役:小林隆
【登場人物紹介】
りんの父・信右衛門に仕えていた元陪臣。明治時代になり、一ノ瀬家からは暇を出されたのち、栃木県の役人となる。
一ノ瀬家には足しげく通い続けている。
【本人コメント】
①意気込み
7年ぶり3度目の朝ドラ出演を控え、胸が高鳴っております。演ずる「中村義正」は近隣では珍しく、いち早く洋装を取り入れた人物である一方、言葉遣いは語尾に「ござる」が未だに残る“新しい時代・旧い時代、どっちの人間なんだ!?”とツッコミを入れたくなる人。そんな人間像をイキイキと演じることができるよう、スタッフやキャストの皆さんとともに明るく楽しい現場にしたいと思っております。撮影開始が待ち遠しくて仕方ありません。
②連続テレビ小説出演歴
2010年「ゲゲゲの女房」で、主人公ふたりを結びつける仲人役として朝ドラ初出演を果たしました。結婚披露宴での大杉漣さんの実に人間味あふれる温かいスピーチで大いに泣かされたことが忘れられません。
2019年「なつぞら」では、主人公一家と家族同様の戸村親子を息子役の音尾琢真さんと明るく楽しく演じました。
主人公なつ役の広瀬すずさんとその幼年時代の粟野咲莉さんの可愛いさと健気さ、なつを引き取り母親代わりとなる松嶋菜々子さんの美しさと逞しさ、そして大黒柱・草刈正雄さんの大きな包容力と存在感が未だに強く印象に残っています。さらに北海道十勝地方でのロケでは大自然の厳しさを体感することができ、私にとって大きな財産となる作品です。
③看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
語れるほどの接点や思い出はないですが……
“白衣の天使”というイメージで語られることが多かったナースが、つい最近のコロナ禍で“エッセンシャルな職業”であると認識が更新されたことが記憶に新しく、その“日本のナース事始め”とも言える「風、薫る」は、今描くにふさわしい大きなテーマであると思っております。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
小学校何年生のころだったか、できたばかりの那須の遊園地へ行ったことがあります。
りんの幼なじみ 竹内虎太郎役:小林虎之介
【登場人物紹介】
りんと同じ村の生まれで、元足軽だった竹内家の長男。りんとは幼いころから気を許せる仲ではあるが、育ちの格差を痛感している。
【本人コメント】
①意気込み
虎太郎は、心から純粋な男の子で、自分より相手を優先する優しさを持っています。それ故に自分の気持ちにブレーキを踏んでしまうことも多く、気付いたときには取り残されていたり。そんな虎太郎が朝ドラの中でどういう人生を送っていくのか、いちばん近いところで見守っていけたらなと思います。
②連続テレビ小説出演歴
朝ドラは日本中に根強い人気のあるドラマだという印象です。1日の始まりにすてきな物語を届けられるように、楽しみながら撮影に挑みたいです。
③看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
看護師の方との接点がなく、看護の仕事について知識があまりないので、この作品を通して一緒に学んでいけたらと思います。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
栃木県と言えば日光東照宮という印象が強いので、時間があれば足を運んでみたいです。
虎太郎の父 竹内之宣役:つぶやきシロー
【登場人物紹介】
元足軽で明治時代になって農家に。
【本人コメント】
①意気込み
すでにセリフは入っています。どうせ一言二言だろって、量の問題ではないのです。
美味しい唐揚げは、2度揚げするといいます。ですので、私も一回忘れて、もう1度セリフを入れ直します。何の不安もございませんが、唯一栃木なまりが不安なので、方言指導を誰よりもみっちり受けたいと思います。
②連続テレビ小説出演歴
「まれ」に、ワンシーンだけ出演させていただきました。
草笛光子さんが、カットの間にこっそり高級チョコを口に入れてらして、かわいい人だなと失礼ながら思った記憶があります。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
県北ですよね。私は野木というところで、県南であり東京に近く、そういう意味ではシティー派なので詳しくはないのですが、大田原牛がおいしいです。
虎太郎の母 竹内栄役:岩瀬顕子
【登場人物紹介】
竹内家を支えるパワフルな母親。いざという時に頼りになる存在。
【本人コメント】
①意気込み
多くの方に長年親しまれてきた朝ドラに出演できることを、心から光栄に思います。今回は私の故郷・栃木県での撮影、そして慣れ親しんだ栃木ことばで演じられることに、特別な喜びを感じています。地元の美しい自然や人々の温もりに包まれながら、視聴者の皆さまの心に深く響く作品となるよう、心を込めて演じさせていただきます。栃木の魅力とともに、この物語を全国へお届けできるのがとても楽しみです。
②連続テレビ小説出演歴
2020年の「エール」に少しだけ出演させていただいた際、朝ドラの現場ならではの温かくも凛とした空気を肌で感じました。毎朝、多くの方が楽しみにしている作品に関われることの重みと喜びを実感し、また必ずこの場所に戻りたいと強く願いました。今回再び出演の機会をいただけたことに、心から感謝しています。
③看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
父が入院していた頃、看護師の皆さんが患者や家族の不安に真摯に寄り添ってくださり、その温かさに心から救われました。さらにコロナ禍では、ご自身の生活を顧みず、多くの命を支え続ける姿に、ただただ頭が下がる思いでした。看護という仕事の尊さをあらためて実感し、この作品が、看護に携わるすべての方々への感謝の気持ちを届けるきっかけになればと願っています。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
栃木県宇都宮市出身の私は、「とちぎ未来大使」として、また東京栃木県人会副会長として、ふるさとの魅力発信と文化振興に取り組んでいます。同じ栃木出身の大関和さんがヒロインのモチーフとなる本作に携われることは、大きな喜びです。那須地域には子どものころからよく訪れており、大田原にある温泉もお気に入りの場所のひとつ。豊かな自然と、人々の飾らない温かさに触れるたび、栃木の魅力を再認識しています。この作品を通じて、より多くの方が栃木の美しさを知り、訪れてくださることを願っています。待ってっかんね~!
主人公・りんの縁談相手 奥田亀吉役:三浦貴大
【登場人物紹介】
りんが住む村の隣町で明治時代になって運送業をはじめ、一代で財を成した。老舗の店主たちからは冷ややかな目で見られている。
【本人コメント】
①意気込み
亀吉役で参加させていただくことになり、大変うれしく思います。物語の序盤からりんを取り巻く一人として重要な役ですのでプレッシャーも感じています。それと同時に、亀吉という人物の内面を、脚本にない部分まで作り演じていくことは楽しみでもあります。現代から見れば、時代設定的に価値観がかなり違うので苦労するとは思いますが、視聴者の皆様に楽しんでいただけるように、全力で演じていきます。
②連続テレビ小説出演歴
連続テレビ小説は、「エール」以来の出演となります。応援団の団長を演じさせていただきました。朝ドラのチーム感、全員で作品を作っていくことの心地よさを感じながら撮影をしていたことを覚えています。
③看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
学生時代、医療関係の勉強をしていたので、病院での実習などで看護師と関わることもありました。ほんの少しの時間しか共にしていませんが、確かな技術や思いを感じました。「病気の症状だけに気を取られず、しっかりとその人の性格や気持ちを見ることが大切だ」と、当時看護師の方が言っていたのが印象に残っています。
亀吉の母 奥田貞役:根岸季衣
【登場人物紹介】
亀吉と二人三脚で奥田屋を大きくしてきた自負がある。周囲からの成金扱いに嫌気がさしており、家柄を手に入れたいと一ノ瀬家に縁談を申し入れる。
【本人コメント】
①意気込み
私の母は現在95歳で健在で、自分の身の回りだけでなく週末には2世帯住宅の孫夫婦の昼食を作ったりと、元気いっぱいに過ごしてくれています。週1回通っているケアセンターではいくつか並んでいるテレビが一斉に朝ドラを放送しているらしく、私が「今度、朝ドラ出るよ」と伝えたら、「今から放送を楽しみにしています。これ以上の親孝行はない」と私も出演できるのが、ありがたくうれしいです。
②連続テレビ小説出演歴
「ハイカラさん」
まだ収録がとてものんびりとした時代で、スタッフ、キャスト共、家族のように過ごしました。
「澪つくし」
ヒロイン沢口靖子さんを厳しく躾けるきつい役でした。後半には店のために自分の恋心を犠牲にする献身的な役でもあったのですが、どうもイジメ役の印象が強かったようで、切ないシーンを覚えていてくださっている方が少ないのが残念です。
「天うらら」
お隣の仲の良い奥さんが原日出子さんで、初共演だったのですが、私が夫の病気を打ち明けるシーンで背中を摩ってくれる、その手が温かくて優しくて感動しました。お隣のお婆様は池内淳子さんで「お酒召し上がるんですか?」とお尋ねしたら「もう一生分呑んだ」と仰ったその言葉が今、身に沁みています。
「梅ちゃん先生」
私が参加した中盤頃には、もう梅ちゃんの家族はしっかりチームが出来ていて、とても仲良しな、いい感じでした。私は家族の一員であるミムラさんの姑役だったので、そこに馴染めない感を楽しくやらせていただきました。
「まれ」
ヒロインの太鳳さんがとても可愛くて、私のライブに彼女が来てくれたらバンドのメンバーが皆んなファンになっちゃいました。震災前の能登にロケで行けたので目に焼きついている元気な街並みを思い出しながらまた復活されるよう祈っています。
③看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
看護師さんではないのですが、出産のとき、偶然2度とも同じ助産師さんで我儘とパニックで大変な状況に根気良く付き合ってくださる助産師さんの仕事に本当に感謝と尊敬の気持ちで一杯でした。30年前、前夫がガンで亡くなったときには担当の看護師さんから心のこもったお手紙を頂戴しました。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
那須は同じ事務所だった織本順吉さんがお住まいだったので、事務所のマネージャー達とBBQしにお邪魔したりしました。近くにいい温泉がいっぱいあるので、先に一風呂浴びてからのBBQは最高でした。近くでロケのあった時、大先輩をアッシーにして、ちょっと車で走ってご馳走になった帰りに吹雪いたときは怖かったです。
うなぎ店の女将役:大島美幸
【本人コメント】
①意気込み
小さい頃から、家族で夢中になって見ていた朝ドラに出演させていただけるなんて、夢のようです。天国のじいちゃん、ばあちゃんが泣いて喜びます。しかも生まれ育った、“大田原”が舞台。大田原の「ふるさと大使」でもあるので、全力でやらせていただきますし、全力で宣伝させていただきます。大田原市民の皆さんの喜ぶ顔が見られるのが、今から楽しみです。水がきれいで米がうまい大田原!全国の視聴者の皆さま、是非“大田原”に遊びに来てください!
②連続テレビ小説出演歴
もちろん出演経験はありません。高校生のときに、朝ドラを見て、見終わったらバイク通学で出発するという日々を送っていました!「ふたりっ子」「あぐり」が大好きでした。「まんぷく」「とと姉ちゃん」「あさが来た」「まれ」「あまちゃん」「てるてる家族」「ちゅらさん」「君の名は」「おしん」たくさん見させてもらっています。
③看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
母が大田原(旧黒羽町)の病院で看護師をしていまして、患者さんとのかかわりなど近くで見てきました。仕事だけではおさまらないホスピタリティがないと務まらないすごい仕事だと思いました。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
私自身、大田原市出身ということで、憧れの朝ドラの舞台が“大田原”と聞き本当に光栄です。大田原の皆さんの喜ぶ顔が目に浮かびます、大田原の「ふるさと大使」でもあるので他県の皆さんに知ってもらえるチャンスだと思い、心から感謝致します。米がおいしい、鮎がおいしい、川がきれい、梨がおいしい、野菜もおいしい、おせっかいが多いです。
和菓子店の女将役:義達祐未
【本人コメント】
①意気込み
出演のオファーをいただいたとき、人生とはなんと予想外なのだろうと思いました。10年ぶりの朝ドラ出演、戸惑いながらもワクワクしています。時代や運命に振り回されながらも目の前のことに真剣に対峙して、そこから目指すべき道を見出していく。この題材は、今を生きる私たちにも多くを語りかけるものでしょう。今回は、疫病の時代を生き抜く主人公の人生の分岐点、大切な1シーンに立ち会わせていただきます。感謝しながら精一杯向き合いたいと思います。
②連続テレビ小説出演歴
以前「花子とアン」で主人公・安東はなさんの同級生である松平幸子役で出演し、初恋がテーマの週を楽しく演じさせていただきました。当時のTwitter(現在のX)で、「〇〇みたいな方」という私のセリフを視聴者の皆様が面白がってくださり、たくさんポストされていたのを見て、朝ドラの影響力を感じました。放送は11年前、当時は10代の裕福な女学生を演じ、今回は女将役です。時代は同じ明治ということで、撮影時に時代の背景等を学んだことが思い出されます。
③看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
私は看護師ではないのですが、保育士資格を持っています。ジャンルとして介護・福祉・看護・保育…と並べられることも多いですが、やはり共通するのは「目の前の生命に向き合っている」ということだと思います。そのために、小さな違和感に気付けるようにしたり、丁寧に対話や観察をしたり、常にあらゆる可能性を考えて動きます。
看護は、心身のケアや苦痛の緩和などのサポートだけでなく、医療チームの一員として、さまざまな専門職と協力しあうことができる。まさに医療と民間のマグネット的存在で、その難しさを感じ取れるからこそ、強い尊敬の念を抱いています。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
大田原という地名は「大俵」に由来していることもあって、水が綺麗で自然豊か、抜群に美味しい米農家や大好きな酒造様も多いんです。あとは私が辛いものが大好きで唐辛子の生産量が実は日本一なところもイチオシ。医療関係で言うと、一次~三次救急医療体制までを完備していて、世界トップクラスの医療機器会社もあったりするので、これだけ充実しているところを見ると、大関さんの想いがしっかりと今も受け継がれているような気がします。
私も栃木県出身者として、本作品をきっかけに大田原含め栃木の魅力を多くの方に再発見してもらえたら幸せだなと心から思っています!
柴田屋・松永屋役:たくや・かずや(ザ・たっち)
【たくやのコメント】
①意気込み
「え?本当ですか?双子の登場人物いるんですか?」最初にこの出演依頼をいただいたときのリアクションです!
完全に見る専門だと思っていた連続テレビ小説に出ることができるなんて!しかも地元栃木県が舞台のドラマに出演できることへの驚きと緊張とうれしさで胸がいっぱいです。とりあえず、父や祖父の話し方を思い浮かべて、栃木なまりを完璧にするところから役作りをしていこうと思います。
あ!僕らが双子役かどうかは見てのお楽しみです。笑
②連続テレビ小説出演歴
出演した事ありません。
僕らにとって朝ドラは、母との共通の趣味です。実家に帰る度に放送中の朝ドラの今週どうだった?や、泣けたよねー。なんて話で盛り上がっております。子どものころに見ていた作品もあり、幅広い世代で楽しめるものだと思ってます。
③看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
僕は小さいときに1週間ほど入院をしていたことがありまして、検査入院だったため、注射など多かったのですが、看護師さんが優しくて、怖がらせない工夫などをしてくれていたことを覚えてます。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
大田原市は物凄く広い平野を生かして、たくさんの人が農業や畜産などをしているイメージです。大盛りの定食屋さんなども多く、人情の町というイメージです!
【かずやのコメント】
①意気込み
まさか僕たちが連続テレビ小説に出演できるなんて、ちょっと!ちょっとちょっと!!ビックリです。朝ドラ大好き双子の僕たちは仕事に向かいながらその日の朝ドラの会話で盛り上がっています。今回の「風、薫る」は主人公が栃木出身で僕たちと同郷なので大注目していました!演技経験は少ないですが、自分たちの個性を出しながら舞台となる明治時代の風景になじめるようにがんばります。出演しながら主人公たちの生き様を全力で応援したいと思います。
②連続テレビ小説出演歴
朝ドラは毎作品没入して観ています。毎朝物語が進んでいくのを長い期間観ていると、勝手に一緒に苦難を乗り越えてきた気持ちになり感動が入れ食い状態になってしまいます。感動のシーンじゃないのに成長を感じて泣いたりします(笑)
③看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
少し前に病気して入院したことがあり、その時に看護師さんが丁寧に説明してくれたり優しく声掛けてくれました。
点滴の針を刺し変えるのも難なくこなす確かな技術に感心しました。安心して身を任せられるのも原点にはトレインドナースの存在があるのかなと今になって実感しています。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
大田原は歴史もあり名産やお祭りや学校行事などいろいろ個性があり、何度もテレビロケしていますが、ネタが尽きない面白い街です。
主人公・大家直美を見守る牧師 吉江善作役:原田泰造
【登場人物紹介】
キリスト教の牧師で4年前に直美を引き取って以来、直美をそっと見守ってきた。自立したい直美の意思を尊重して別々に暮らしているが、常に直美のことは気にかけている。
【本人コメント】
①意気込み
まさか自分に牧師の役がくるなんて想像したこともありませんでした。
吉江は、誠実ながらも少し頼り甲斐のない真面目な印象で、無償の愛を持っている人だと思います。そんな吉江を演じられるのが今からすごく楽しみです。
吉江のセリフを通して、誰かの心が軽くなる瞬間があったらなぁと思います。
直美役の上坂さんとは前に親子役で共演したことがあるので、今回また一緒にできてうれしいです。
朝のひと時、ぜひ一緒に温まりましょう!
②連続テレビ小説出演歴
「ごちそうさん」は食が一つのテーマだったので、食事シーンが毎回楽しみでした。
食事シーンを撮影した後、撮影中に食べきれなかったものをみんなで食べるのも楽しかったです。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
全く知らないので今度現地に行って色々見てきたいと思います。
主人公・りんの父 一ノ瀬信右衛門役:北村一輝
【登場人物紹介】
那須地域にあった小藩の元家老。明治維新前に家老職を辞して農家になり、役人への誘いがあっても断り続けている。穏やかな性格で、りんと安に「自分で考えること」を教えてきた。
【本人コメント】
①意気込み
親という存在、その価値観や考え方は、想像以上に子どもの人生に大きな影響を与えるものだと、日々感じております。りんというすばらしい娘が、明治の激動の時代を強く生き抜いていけるよう、セリフを超えた何かを届けられたらと思っております。そして本作が皆さまの心に深く届くよう、誠実に作品と向き合ってまいります。
②連続テレビ小説出演歴
2019年度後期の朝ドラ「スカーレット」で戸田恵梨香さん演じる川原喜美子の父親川原常治役。スカーレットではかなり破天荒な父親役を演じさせていただきましたが、今回はその対極とも言える、芯のあるしっかりとした父親像に挑戦したいと考えております。朝ドラは日本国内にとどまらず、海外で暮らす多くの日本人にとっても、日本の日常や温かさを思い出させてくれる存在であり、まさに“日本の朝の顔”と呼ぶにふさわしい番組だと思っています。
③看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
以前、数日間ほど入院した経験がありますが、振り返ってみると、不思議なことに医師の皆さまへの感謝はもちろんのこと、日常的かつ精神的な面での寄り添い、支えてくださった看護師の方々の存在が強く印象に残っています。
本当に心の支えとなっていただきました。精神的なサポートというのは、医療の現場において非常に大切な要素だと、改めて実感しました。
④ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
恥ずかしながら、、、温泉、、、、サファリパーク、、、、やはり、、温泉ですかね。
【清水彩香のコメント】
激動の風に吹かれて奔走しながらも、りんと直美が手を取り合い、困難を切り拓いていく姿を想像する中で、優しく有機的なイメージと、戦いながら意思を刻みつけていく凛としたイメージがリンクしていきました。彫刻刀で彫られた木版印刷時代の書体をもとに、りんと直美の精神を形にしています。検証したデザインの決定に至っては、制作陣のみなさまから、トップダウンではない方法で決定したいと希望があり、さまざまな方の意見を聞きながら平等に議論していきました。みんなで考えていくことは時間も労力もかかりますが、二人への敬意をこめたプロセスを踏むことができたと感じられる、すばらしい機会でした。
【制作統括/松園武大チーフプロデューサーのコメント】
一ノ瀬りん、大家直美、二人の主人公の家族やとても身近な人たち、そして、りんの故郷である栃木県那須地域ゆかりの人々を演じていただく方々を発表しました。
多彩で魅力あふれるキャストの皆さんが、脚本の吉澤智子さんが紡ぐ人物たちにどんな息吹を吹き込んでくださるのか、日々想像してはワクワクしています。
清水さんのロゴを初めて見た時、殺風景な会議室に風が吹いたように感じました。たっぷりと風を受けながら、地を踏みしめて前に進む。そんな、りんと直美の意思を感じられるロゴです。
気が付けばすっかり暑い季節になり、撮影開始まで間もなくとなりました。放送はまだ少し先ですが、今後もまだまだ新しい発表が続いていきますので、どうぞご期待ください。













