Text by CINRA編集部
ゆりやんレトリィバァ初監督映画『禍禍女』が2026年に公開。特報、ティザービジュアルが到着した。
同企画は、2021年、あるテレビ番組で次に挑戦したいこととして「映画監督」と発言したゆりやんを観た同作のプロデューサーがコンタクトを取り始動。2024年の『カンヌ国際映画祭』の開催期間中に、カンヌの地で映画監督デビューが発表された。プロデューサーは撮影までの約1年間、ゆりやんと頻繁に会って「恋バナ」を聞き続けたという。
特報では、真っ赤なリップが塗られた女性や金髪の女性、制服姿の女子たちが口々に「禍禍女」と囁く様子や、映画の内容が「恋愛映画」であること、「監督は誰?」と英語で問われるとゆりやんが登場し、記者会見のようにカメラマンや記者たちに囲まれる場面、実際の『禍禍女』の撮影現場で「よーい、スタート」と声を上げるゆりやんの姿が映し出されている。
ティザービジュアルは「次は映画監督!」という文字とともに、ゆりやんの笑顔を捉えたもの。
同作は、9月にロサンゼルスで開催されるジャンル映画祭『第13回Beyond Fest』でワールドプレミアを実施。選定理由について作品選定責任者のエヴリム・エルソイは「『禍禍女』はまさに“とんでもない大発見”だ。映画祭のプログラマーが常に『こんな作品と出会いたい』と願ってやまないような一本。恐怖と奇抜さ、その両面が見事に同居している本作は、映画界に登場した新たな才能の鮮烈なデビューを、まさに衝撃とともに告げるものだ。BeyondFestがこの作品を世界に先駆けて紹介できることを、心から誇りに思う」とコメントを寄せた。
ゆりやんは「映画祭で上映いただけること、まさか初めての映画祭がLAで参加させていただけるということ、本当に光栄で身の引き締まる思いです。ウエストの引き締まる思いです」コメント。

【髙橋大典(K2 Pictures)プロデューサーのコメント】
天才・ゆりやんレトリィバァの独創的な感性が、映画監督という新たな表現領域でついに爆発します。
ゆりやん自身に見え隠れする「禍禍しさ」を恐ろしく煮詰めて、芸人として鍛え抜かれたとっておきのユーモアと、時にヒリつくような人間観察力をフル稼働し、新たなエンターテイメント作品に昇華していただきました。恋愛、恐怖、笑い・・・普段交わることのないジャンルを無尽蔵に横断する強烈な一撃が、世界に放たれる瞬間に立ち会うことができ、プロデューサーとして心から嬉しいです。ゆりやんからわき出る得体のしれない面白さをぜひ劇場で体験ください!とにかく、沢山の人達に観てもらうのが楽しみで仕方ないです!映画「禍禍女」ご期待ください。
【ゆりやんレトリィバァ監督のコメント】
昔から映画が大好きで、映画の世界に憧れがありました。
この度、映画監督として初監督作品を完成できたことは大変嬉しくありがたく光栄な気持ちです。ありがとうございます。
芸人としての姿を知ってくださっている方には新たな世界をお見せできたら嬉しいですし、これから知ってくださる方は、どうか映画をとにかく楽しんでいただけましたら幸いです!
この映画は、私の実際の恋愛を基にしたものです。もし、今まで私を振ってくれた男性方がいなかったらこの映画はこの世にはありませんでした。本当にありがとうございます!よかったです!!!振ってくれて!!!!!
ありがとう!!!!!!ハリウッドいきたい!
よろしくお願いいたします!ぜひご覧ください!