Text by CINRA編集部
映画『ほどなく、お別れです』の新キャスト、場面写真が公開された。
長月天音の同名小説を映画化する『ほどなく、お別れです』は、就職活動に全敗し途方に暮れる中、とあるきっかけで葬儀会社「坂東会館」にインターンとして就職した清水美空と、彼女を厳しく指導する葬祭プランナー・漆原礼二がタッグを組み、「最高の葬儀」を目指す物語。
新人葬祭プランナー・清水美空役に浜辺美波、美空をスカウトする葬祭プランナー・漆原礼二役に目黒蓮(Snow Man)がキャスティング。
監督は『今夜、世界からこの恋が消えても』などの三木孝浩。脚本は連続ドラマ小説『ひよっこ』などの岡田惠和監修のもと、連続ドラマ『ライオンのおやつ』などの本田隆朗が手がけた。音楽は亀田誠治が担当。
新キャストは森田望智、光石研。森田望智は先輩として美空にアドバイスを送る葬祭プランナー・赤坂陽子役、光石研はいつも笑顔を絶やさず、美空と漆原を見守る社長・坂東稔役を演じる。
場面写真には、一人前の葬祭プランナーになるべく模擬葬儀に挑戦するも、なかなかうまくいかない美空を「坂東会館」の屋上で励ます陽子の姿や、夜の事務所で話す漆原と稔のシーンが写し出されている。
【森田望智のコメント】
私が演じた赤坂陽子は、そこにいるだけで周りが明るくなるようなあたたかい存在。葬祭プランナーとして、数々のお葬式を客観的に見つめる難しい役でしたが、実際に葬祭プランナーの方々の指導を受け、お葬式は悲しいだけではなく、大切な人をその先の世界へ送り出す、ポジティブな想いも込められた儀式なのだと気づかされました。
今回の撮影を通して、自分の家族のことを思い出しました。限られた時間の中で、大切な人を少しでも前向きな気持ちで送り出せるようなお別れの形にしたいと感じました。
【光石研のコメント】
撮影期間は2日間でしたが、充実した現場で、濃密な時間を過ごすことができました。坂東稔はとにかく包容力のある、朗らかな人であればいいなと思い演じました。主演の浜辺さんと目黒さんは、お二人ともまっすぐな眼差しを持ち、芯の強さを感じさせる方々。むしろ私の方が包み込まれ、安心してお芝居に臨むことができました。
本作の題材には、“死生観”のようなテーマがあると感じています。人の死とはどういうものなのか…漠然としていながらも、誰にでも訪れるもの。映画を観て、たくさん泣いて、帰り道に家族や友人と作品の話をしてもらえたらと思います。
©2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 ©長月天音/小学館
©2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 ©長月天音/小学館
©2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 ©長月天音/小学館
©2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 ©長月天音/小学館
©2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 ©長月天音/小学館
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