Text by CINRA編集部
宮沢りえが『映画ラストマン -FIRST LOVE-』に出演することが発表された。
12月に公開される同作は、主演の福山雅治演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉洋演じる孤高の刑事・護道心太朗がバディを組んで難事件を解決していくドラマの劇場版。
宮沢りえが演じるのは事件の鍵を握る、皆実の「初恋の人」ナギサ・イワノワ役。宮沢りえ、東仲恵吾プロデューサーのコメントも到着した。
【宮沢りえのコメント】
多くの方に愛されている作品のシリーズに参加させていただくのは、不安や緊張もありましたが、福山さんと大泉さん、お二人の最強のバディ感の魅力に惹かれ参加させていただきました。
壮大なスケールのアクションは、初めて台本を読みながら、とてもワクワクしました。そして、そこに生まれる人間の、深い愛や葛藤も見どころだと思います。是非、劇場のスクリーンで楽しんでいただきたいと思います。
【東仲恵吾プロデューサーのコメント】
ナギサは主人公・皆実の初恋の人で、今の皆実にとってかけがえのない存在です。連続ドラマでは若い頃の皆実がアメリカへ行ってからどのような生活を送っていたのかといった、彼のバックボーンをそこまで深く描いていませんでした。続編では皆実の過去が垣間見えるような物語を作りたいと福山さんからもアイデアをいただき、そこを一番大きな軸として映画のプロットを重ねていく中で、皆実が初めて愛した人の存在がどんどん大きくなっていきました。描かれていない皆実との時間、そしてその後のナギサの人生を感じられるような、複雑な芝居と、存在感を纏える方と考えた時に、宮沢さんしかいないと思い、ダメもとでオファーさせていただきました。

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