Text by CINRA編集部
ABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』の本予告編、本ポスタービジュアル、追加キャストが公開された。
9月29日20:00からABEMAで無料配信、Netflixで世界同時配信される同作は、天才棋士の父に人生を奪われた主人公・国見飛鳥が深い憎しみから開花させた才能と意志の強さで自らの人生を取り戻していくヒューマンドラマ。
「盤上のダークヒーロー」国見飛鳥役をのん、飛鳥とバディを組み、飛鳥の父へ復讐を企てる「元棋士のヒモ男」藤堂成悟役を藤木直人、復讐計画を見守る藤堂の恋人・堺礼子役を倉科カナ、飛鳥が人生を懸けて復讐する父親であり「天才棋士」の結城彰一役を中村獅童が演じる。
追加キャストは奥貫薫、森愁斗(BUDDiiS)、鳴海唯、西岡德馬、山口紗弥加。
奥貫薫は夫・彰一に捨てられたことで心に闇を抱え、将棋を恨みながらも飛鳥に深い愛を注ぐ母・国見桂子役、森愁斗は飛鳥の異母弟で天才棋士である父親に対する劣等感に苛まれている棋士・結城龍也役、鳴海唯は龍也の婚約者であり、飛鳥のライバルとなる棋士・早見由奈役、西岡德馬は元将棋連盟会長・安藤鉄斎役、山口紗弥加は飛鳥の父・彰一の現在の妻、龍也の母で飛鳥の目の前に立ちはだかる結城香役を演じる。
本予告編は飛鳥が幼いころに家族を捨てた父・彰一に対し、ナイフを握りしめて復讐へ向かう場面からスタート。同じく彰一に深い恨みを抱く元棋士・藤堂と「彰一との対局で勝つ」という唯一の殺し方を実現させるため人生のどん底から盤上で這い上がっていく様子が映し出される。
ポスタービジュアルは、駒を指す飛鳥の姿や、飛鳥と彰一の「親子の対決」の様子を捉えたもの。
配信当日の9月29日には都内某所でキャストも登壇するプレミアイベントを開催。詳細は本日9月9日18:00ごろにABEMA公式Xで発表される。
【奥貫薫のコメント】
これまで数々の作品で、ヒロインの母を演じてきましたが、こんなにも美しいヒロインはいたでしょうか。
純粋で懸命で繊細で、ものすごく強い。その印象は、飛鳥を演じたのんさんご本人にも、そのまま重なりました。
【森愁斗(BUDDiiS)のコメント】
出演が決まって、嬉しさの反面、将棋に触れた事が少なかったので不安もありました。
僕が演じた結城龍也という役は、今までの役者人生で経験したことのない役柄だったので、自分自身、挑戦的な役だなと感じました。
飛鳥の行く手を阻むような役なので、いい印象は抱きづらいと思いますが、龍也なりに少し成長する部分も見えてくると思うので、最後まで見届けていただけると幸いです。
将棋が好きな方はもちろんですが、僕みたいに詳しくない方でもすごく楽しめる内容だと思いますし、皆様にとって、思い悩んだときに一歩踏み出す勇気をくれる、そんな作品になれば嬉しいなと思います!
『MISS KING / ミス・キング』ぜひお楽しみに!
【鳴海唯のコメント】
早見由奈役を、演じさせていただきました、鳴海唯です。
今回、女流棋士という新たな役に挑戦させていただけたこと、そして将棋界について関心を深めることができたことをとても感謝しています。
由奈は、のんさん演じる飛鳥と出会い、自身が忘れかけていた将棋の楽しさを思い出し、そしてこの世界の残酷さを改めて突きつけられます。
女性が棋士を目指すということがとても難しいとされている世界で時には立ち向かい、挫折を経験し、強く前進していく登場人物達の姿にぜひ注目していただきたいです。
【西岡德馬のコメント】
随分と昔、先輩俳優に連れられて渋谷駅近くにあった将棋所に行った事があった。「まぁ手始めに小学生とやってみな」と言われ、えーっ小学生と!?と思ったが物は試しでやってみるかと対戦した。彼はきちんと正座をし、丁寧な挨拶を交わし対局が始まったが一瞬にして終わった。小学生に5分も掛からず手玉に取られてしまったのだ。恐るべし将棋の世界!以来、将棋は一切しなくなってしまった。
撮影前にお借りした駒を持ち歩き、パチンパチンと良い音が鳴らせるようにやった。高い乾いた音がなると実に気持ちが良いものだ。
撮影が終わり、きっとこの作品もパチンパチンと小気味良い音の聞こえる「気持ち良い作品」になっているものだろうと確信した。
あの時の小学生が大きくなったかの様な可愛い「MISS KINGの/のんちゃん」を是非是非ご覧下さい。
【山口紗弥加のコメント】
脚本を読み、闘志が沸々と湧いたのはいうまでもありません。その中身はどうしようもない怒りであり、逃れられない苦しみ、性別というものへの諦めや疑問でもありました。男か、女か。
【小林宙プロデューサーのコメント】
私は将棋について、ほぼ素人です。幼い頃に祖父と少しだけ将棋を指したことがあり、駒の動き方は分かりますが、裏変えると動き方があやふやになるくらいの理解度です。
ただ皆さんもその程度か、もしかしたら私の理解よりも低いのではないかと推察します。
西岡德馬さんだけは昔の新幹線の移動などでは俳優仲間と将棋を指していたとおっしゃっていましたが、本作にご出演いただく皆様も同じようなもので、全く将棋に触れたことがない方々もいらっしゃいました。
ただ日本人で“将棋”を知らない人は、ほぼいません。ルールは知らないし、触れたこともないのに、存在は知っている。
それは、日本文化そのものだと思いました。なので日本文化を美しく描きたいと思い、制作をしておりました。
今回発表したポスタービジュアルには、のんさん演じる飛鳥と中村獅童さん演じる彰一の対局の写真が使われていますが、これは前橋市の国の重要文化財となる、臨江閣で撮影させていただいた一場面になります。
普段ドラマでは撮影しないような非常に美しい近代和風建築で、前橋市さんのご協力のもと、物語のクライマックスの撮影をさせていただきました。
臨江閣の他にもたくさんの素晴らしいロケ地で撮影させていただき、劇中の見どころの一つになっております。
そしてその美しいロケ地で、このような豪華キャストの方々に熱演をしていただきました。
『MISS KING / ミス・キング』、日本文化の美しい戦いを是非ご覧ください。

(C)AbemaTV, Inc.

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