Text by CINRA編集部
TBS主催の現代アートイベント『AKASAKA ART WAVE』が3月13日~29日に東京・赤坂のTBS放送センター裏(南公園)周辺で初開催される。
TBSでは、これまで赤坂サカスを中心にさまざまなエンタテインメントを展開。
『AKASAKA ART WAVE』のコンセプトは「感性の波打ち際」。過去・現代・未来という⻑⼤な時間軸に沿いながら、リアルとデジタル、太古と未来、不可視と可視、海と陸といった、鑑賞者の感情や既成概念の「波打ち際」を揺らすことを⽬的としている。
特に「過去」の視点においては、中沢新⼀の著書『アースダイバー』に基づいており、そこでは、かつて⾚坂は海に⾯した⼊江であり、会場となるTBS南公園のあるTBS敷地周辺は古代の聖地としての「岬」であった可能性が⽰唆されている。
同展では、井上修志、井上ひかり、柴田まお、松田将英の作品を通じてアスファルトの下に眠る「街の野⽣的な想像⼒」を呼び覚まし、⼟地の記憶とメディアの波が交差する新たな場を創出。キュレーションは田尾圭⼀郎(田尾企画 編集室)が担当する。
3月19日19:00~20:00にはオンライン配信イベントを開催。博報堂が手がけるオンラインアート鑑賞プログラム『ZOOOOOM ART MUSEUM』の特別編として『AKASAKA ART WAVE』を取り上げる。登壇者は井上ひかり、柴田まお、田尾圭⼀郎、『AKASAKA ART WAVE』プロデューサー・高山暢比古(TBS)。
ポップでディープに日常を揺らす屋外作品
ビジネスマン・カルチャー好きの若者・愛着の深い住民──赤坂に集まる多様な人たちがアートを楽しめるよう、展示されるのはどれもキャッチーで強いビジュアルを持った作品たちです。いっぽうでその奥には作家のストーリーや深い問題提起が通底しています。
鑑賞者の感性を揺らして想像をめぐらす作品たち
太古と現代という長大な時間軸がねじられる作品、リアルとデジタルを曖昧なものとし未来の可能性を押し広げる作品、日常の物や風景を異化し想像をふくらませる作品など、展示される作品は「感性の波打ち際」をテーマにキュレーションされています。いずれも鑑賞したあなたを既成概念の波打ち際に立たせ、WAVEのように揺るがすでしょう。
「むずかしいアート」を等身大のことばで
アーティストの考えがわかると、作品鑑賞はさらに楽しさと深さが増します。各作品の近くには、作家インタビュー動画を設置。また、会期中の3月19日(木)には、オンラインアート鑑賞プログラム「ZOOOOOM ART MUSEUM」で特別編として「AKASAKA ART WAVE」を取り上げます。アーティストやプロデューサー、キュレーターの考えをご視聴ください。
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