俳優の板垣瑞生が7日、都内で行われた映画『交換ウソ日記』(公開中)の公開初日舞台挨拶に出席し、桜田ひよりの“みずきち”呼びに反応した。

同作は櫻いいよ氏による同名青春小説の実写化作。
高校2年生の希美(桜田)は、ある日移動教室の机の中で「好きだ。」と書かれた手紙を見つける。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山(高橋文哉)。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところから、ふたりのヒミツの交換日記が始まる。そんな中、実はその手紙や交換日記が親友宛てのものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう。

この日のイベントには板垣のほか、主演を務めた高橋、桜田、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ、竹村謙太郎監督が参加。


板垣は「せっかくの七夕。みなさんの願いも叶うように僕も祈っています! きょうは楽しんでいきましょう!」と冒頭から元気よく挨拶する。しかし、キャストそれぞれが公開を迎えた心境や、おすすめのシーンを話す中、なかなか話す出番が回ってこない板垣は、桜田の「みずきち(茅島)も~」という発言に「みずきち(板垣)も、めっちゃ楽しかった!」と反応し、「全然話に入れないから……」と笑いを誘った。

MCからようやく話を振られると、「みずきち、待ってました!」と返した板垣。しかし、本当の“みずきち”は茅島だと他のキャストが言い、茅島は板垣に手を向けながら「板垣さん……」と抗議。これに板垣は「距離!! 江の島と東京タワーくらい離れてたろ!」と例えツッコミをするも、高橋から「わかりづらいかも」と逆にツッコまれてしまっていた。


また、改めておすすめシーンを聞かれた板垣は、「文哉が廊下を歩いてくるシーン」と回答。「あれはシンプルにかっこいい。廊下歩いているだけでかっこいい人っているんだと思って。今まで色んな映画を観てきましたが、こんな人いるんだと、改めて文哉くんってすげぇんだなって思いました」と高橋を絶賛していた。

そして、イベント終盤には同作のキャッチコピーにちなみ、「今は“ウソ”だけど、いつか“ホント”にしたいこと、つまり実現させたい願い事」と短冊風パネルに記入して発表。「最近、親孝行していないなと思って……」と前置きした板垣は「親に無人島を買いたい。
3つほど」と回答する。「芸能活動を始めたくらいの小学生くらいのときに、うちの親父が『無人島を買ってくれ』と言ってきて。それから夢だったんですけど、そろそろ親父の限界が来ているようで、YouTubeでずっと無人島の動画を観ているんですよ(笑)」と説明すると、会場からは大きな笑いが。“3つほど”という部分について、「1個は親父にあげて、あと2つは僕が使おうかなと。よかったら遊びに来てください!」と他のキャストに語り掛けるも、目を合わせてもらえず、「はい~……」(桜田)、「では、また無人島で……」(高橋)と流されてしまっていた。