新旧のさまざまなお土産スイーツがひしめき合う東京駅。ここでしか買えない限定商品や先行発売商品も多い東京駅ナカは、話題のお土産の調達にぴったりです。
東京駅構内の商業施設「グランスタ東京」で買える商品から、現役旅ライターが気になるお土産スイーツをピックアップしました。

第3回となる今回は、「グランスタ東京」でしか買えない「カファレル」の「東京ジャンドゥーヤチョコパイ」をご紹介。イタリア・トリノ発の老舗チョコレートブランドが生んだ、繊細で芸術的なチョコパイを実食してみました。
○イタリア発の老舗チョコレートブランド「カファレル」

「カファレル」は、1826年にイタリア・トリノで最初のチョコレート会社として誕生した老舗チョコレートブランド。

ヘーゼルナッツを贅沢に練り込んだイタリアチョコレートの代表格「ジャンドゥーヤチョコレート」は、カファレル社のチョコレート職人が考案したもので、古くからヨーロッパ各国の王室や貴族ご用達のチョコレートとして愛されてきました。

日本では神戸・北野に本店があり、東京駅構内「グランスタ東京」に関東唯一の店舗を構えています。

○グランスタ東京でしか買えない「東京ジャンドゥーヤチョコパイ」

カファレルグランスタ東京店限定の「東京ジャンドゥーヤチョコパイ」は、ジャンドゥーヤチョコレート誕生150周年を記念して生まれたチョコパイ。2015年3月の発売以来、6年連続で東京駅人気お土産ランキング5位以内にランクインした大人気スイーツです。常温で約1カ月間日持ちするので、すぐに渡せない方へのお土産にもいいですね。

白地にブルーのプリントが施されたパッケージは、ヨーロッパ発ブランドらしい洗練された雰囲気。カファレルのシンボルである、てんとう虫やきのこが遊び心を添えています。

箱を開けてみると、金色の高級感あふれる袋に入った「東京ジャンドゥーヤチョコパイ」が出現。
中のチョコパイは思いのほか小ぶりですが、だからこそ丁寧なこだわりが感じられます。

ちなみに、この三角形は「ジャンドゥーヤチョコレート」の語源になった、イタリアの喜劇に登場する陽気なトリノ人キャラクター・ジャンドゥーヤがかぶっている帽子の形を模しているそうですよ。
○繊細なパイ生地と濃厚なジャンドゥーヤクリームのコラボ

数えきれないほどたくさんの層が重なったパイ生地は、見た目にも繊細で芸術的。口に運ぶと、はらりとほどけるサクサク食感のパイ生地の中から、ヘーゼルナッツの風味豊かなジャンドゥーヤクリームがとろ~りと溶け出してきます。

濃厚なジャンドゥーヤクリームが入ったリッチな味わいながら、適度で上品な甘さは「甘いものは好きだけど、甘すぎるのはちょっと……」という人にも好まれるのではないでしょうか。

夏は冷蔵庫で冷やしてから食べるのもおすすめ。
4個入り、8個入り、12個入りから、用途に合わせて選んでください。

カファレル グランスタ東京店
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅1階グランスタ東京 丸の内坂エリア
営業時間:8:00~22:00(日・祝日 8:00~21:00)
公式HP:カファレル

春奈 はるな 和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。信念は「人生は自分でつくれる」。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・広報として活動中。旅行やECをはじめとした幅広いジャンルの記事を執筆している。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。
特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。ブログ「トラベルホリック~旅と仕事と人生と~(https://harubobo.com/)」も運営中。 この著者の記事一覧はこちら