新旧のさまざまなお土産スイーツがひしめき合う東京駅。ここでしか買えない限定商品や先行発売商品も多い東京駅ナカは、話題のお土産の調達にぴったりです。
東京駅構内の商業施設「グランスタ東京」で買える商品から、現役旅ライターが気になるお土産スイーツをピックアップしました。

第5回となる今回は、これまでの「おかき」の概念を覆す、「きりのさか」の「RICE PALETTE(ライスパレット)」が登場。250回以上の試作を経て生まれた、まったく新しいおかきを実食してみました。
○「オトナ女子の饗宴」がテーマのおかきブランド

「きりのさか by Chuoken Senbei」は、1923年創業の老舗煎餅屋・中央軒煎餅が2018年8月に立ち上げたおかきブランド。「オトナ女子の饗宴」をコンセプトに、大人の女性のための自由で上質な新しいおかきを提案しています。

2022年4月には、初の常設店舗が「グランスタ東京」内にオープン。
グランスタ東京店でしか買えない限定商品が「17時からのおかき」がテーマの「RICE PALETTE(ライスパレット)」です。

細長いスティック状の生地を色とりどりの素材で彩ったおかきは、まるで絵画のパレットのよう。そうと知らなければとても「おかき」には見えません。
○250回以上の試作を経て誕生

1本1本ていねいに箱に収められた「RICE PALETTE」。今まで見たこともない、食べたこともない 「オトナの女性がトキメク新おかき」を目指して、50種類以上の素材を使い、250回以上の試作を経てようやく生まれたのだそうです。

4個入りは、「ドライフルーツ&ナッツ」と、「パルミジャーノレジャーノ」がそれぞれ2個ずつ入っています。


「ドライフルーツ&ナッツ」は、もち玄米の生地にアーモンドクラッシュ、シナモン、塩を加えた生地に、ピスタチオ、クランベリー、アプリコットのドライフルーツをトッピング。

ガリっと噛みごたえのある香ばしい生地や、ドライフルーツの甘味や酸味、鼻から抜けるようなシナモンの香り………異なる味と食感、香りが交互にやってくる、これまでになかったおかき体験です。

もち玄米の生地にパルミジャーノレジャーノチーズ、ベーコン、ブラックペッパーを加えた生地に、パルミジャーノレジャーノとクラッシュピスタチオ、トマトパウダーをのせた「パルミジャーノレジャーノ」は、チーズの豊かな香りとほのかな塩味、トマトの酸味がやみつきになります。
○お酒とペアリングする楽しみも

「17時からのおかき」がテーマとあって、お酒との相性も抜群。「ドライフルーツ&ナッツ」はスパークリングワイン、「パルミジャーノレジャーノ」は赤ワインとのペアリングがおすすめだそうですよ。

美しいビジュアルを目にしただけでもテンションが上がる「RICE PALETTE」。
頑張ったときの夜のリラックスタイムのご褒美はもちろん、お酒好きな人へのお土産やプチギフトにもぴったり。「これがおかきなの?」と驚く相手の顔が目に浮かびますね。

きりのさか by Chuoken Senbei グランスタ東京店
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内1階 グランスタ東京(京葉ストリートエリア)
営業時間:月~土 8:00~22:00、日・祝 8:00~21:00
公式サイト:きりのさか by Chuoken Senbei

春奈 はるな 和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。信念は「人生は自分でつくれる」。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・広報として活動中。旅行やECをはじめとした幅広いジャンルの記事を執筆している。
旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。ブログ「トラベルホリック~旅と仕事と人生と~(https://harubobo.com/)」も運営中。 この著者の記事一覧はこちら