新旧のさまざまなお土産スイーツがひしめき合う東京駅。ここでしか買えない限定商品や先行発売商品も多い東京駅ナカは、話題のお土産の調達にぴったりです。


東京駅構内の商業施設「グランスタ東京」で買える商品から、現役旅ライターが気になるお土産5つをピックアップ。「東京駅限定 定番手土産スイーツ 売上ランキング」第1位のスイーツや目にも美しいスイーツなど、一度は試してみたいお土産菓子が揃いました。
○COCORISの「サンドクッキー ヘーゼルナッツと木苺」

“太陽をいっぱい浴びた、木の実をあじわうお菓子”がコンセプトの「COCORIS(ココリス)」は、2020年8月に「グランスタ東京」1階にオープン。「実店舗はここだけ」という希少価値もあり、「東京駅限定 定番手土産スイーツ 売上ランキングTOP10(2023年7月6日発表)」で第1位を獲得しています。

木の実本来のおいしさをぎゅっと閉じ込めた焼き菓子を展開するココリスの看板商品が「サンドクッキー ヘーゼルナッツと木苺」。リスヘアーの女の子が描かれた箱を開けると、「ヘーゼルナッツ」と「木苺」の2つの味のサンドクッキーが登場します。


「ヘーゼルナッツ」は、濃厚なヘーゼルナッツココアペーストをスペイン産チョコレートでコーティングし、ヘーゼルナッツパウダーを混ぜ込んだクッキーでサンドしたもの。ヘーゼルナッツとチョコレートの濃厚な香りと甘さが後を引きます。

スペイン産ミルクチョコレートで風味豊かな木苺ペーストコーティングした「木苺」は、木苺の爽やかな甘酸っぱさと、チョコレートのまろやかな甘みが相性抜群。

サクサクのクッキーに、木の実とフルーツのおいしさが詰まったペーストとチョコレートがサンドされているので、1つでも見た目以上の満足感が得られること請け合いです。

COCORIS(ココリス)グランスタ東京店
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅1階 グランスタ東京
営業時間:8:00~22:00(日・連休最終日の祝日 8:00~21:00)
公式HP:http://coco-ris.jp/

○ヒトツブカンロの「グミッツェル」

「ヒトツブカンロ」は、カンロが創業100周年を迎える2012 年に「グランスタ東京」にオープンしたキャンディショップ。

一番の人気商品が、これまでのグミの概念を覆す次世代食感グミ「グミッツェル」。
「東京駅限定 定番手土産スイーツ売上ランキング TOP10(2023年7月6日発表)」で第2位を獲得し、YouTubeを中心に咀嚼音動画も注目を集めています。

グランスタ東京店限定パッケージの「グミッツェルBOX 6個セット」には、グレープ、オレンジ、ラフランス、ピーチ、ソーダ、グレープフルーツの6つの味のプレッツェル型のグミが入っています。

かじりついてみると、しっかりと噛み応えがありながら、軽~くサクッとした食感と、小気味良い咀嚼音にびっくり。この音を聞くためにまた食べたくなってしまうほどです。

ほのかな苦みとすっきり爽やかな後味のグレープフルーツ、芳醇な香りのラフランス、どこか懐かしいソーダなど、それぞれの個性が際立つ味わいも魅力。あなたはどの味がお好みでしょうか?

ヒトツブカンロ グランスタ東京店
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅構内B1F グランスタ内
営業時間:月~土 8:00~22:00/日・連休最終日の祝日(単日の祝日含む) 8:00~21:00
公式HP:https://kanro.jp/pages/hitotubu
※グミッツェルの購入には当日店頭で配布される整理券が必要です。


○カファレルの「東京ジャンドゥーヤチョコパイ」

「カファレル」は、1826年にイタリア・トリノで誕生した老舗チョコレートブランド。日本では神戸・北野に本店があり、「グランスタ東京」に関東唯一の店舗を構えています。

カファレルグランスタ東京店限定の「東京ジャンドゥーヤチョコパイ」は、ヘーゼルナッツを贅沢に練り込んだ「ジャンドゥーヤチョコレート」の誕生150周年を記念して生まれたチョコパイ。

白地にブルーのプリントが爽やかな箱の中には、金色の高級感あふれる袋に入ったチョコパイが入っています。

数えきれないほどたくさんの層が重なったパイ生地は、見た目にも繊細で芸術的。口に運ぶと、はらりとほどけるサクサク食感のパイ生地の中から、ヘーゼルナッツの風味豊かなジャンドゥーヤクリームがとろ~りと溶け出してきます。


濃厚なジャンドゥーヤクリームが詰まったリッチな味わいながら、甘さはほどよく上品。夏は冷蔵庫で冷やしてから食べるのもいいですよ。

カファレルグランスタ東京店
住所:東京都千代田区丸の内一丁目9番1号 東京駅地下1階グランスタ内
営業時間:月~土 8:00~22:00、日祝 8:00~21:00
公式HP:https://www.caffarel.co.jp/

○あまみカオリ研究所のバターサンド「KASA-NETA」

「あまみカオリ研究所」は、2022年4月に「グランスタ東京」にオープンした食の掛け合わせを楽しむスイーツブランド。サブレに2種類のバタークリームを挟んだ「KASA-NETA」は、2022年発売の商品を対象にした「東京駅限定手土産(スイーツ)売上TOP10」で8位を獲得しました。

「KASA-NETA」は、2種類のバタークリームのあいだにもサブレ生地が挟まっていて、計3枚のサブレ生地が重なっているのが特徴。定番フレーバーは「ラムレーズン&ショコラ」と「ピスターシュ×フランボワーズ」の2種類です。


まず驚くのが、ほろっと口の中で優しくほどけていくようなサブレ生地の柔らかさ。「カリッ」でも「サクッ」でもなく、食感なんです。

「ラムレーズン&ショコラ」は、ほろ苦いラム酒とカカオの風味があいまって、上品な大人の味。「ピスターシュ×フランボワーズ」は、甘酸っぱいフランボワーズとまろやかなピスタチオが爽やかなハーモニーを演出しています。

見た目の美しさはもちろん、2種類のバタークリームとサブレが織りなすハーモニーは、自分へのご褒美スイーツにも、目や舌の肥えた人への手土産にもぴったりです。

あまみかおり研究所 グランスタ東京店
住所:東京都千代田区丸の内1丁目9-1 JR東日本東京駅1階改札内(八重洲南口側)
営業時間:8:00~22:00
公式HP:https://amamikaori-lab.com

○きりのさか by Chuoken Senbeiの「RICE PALETTE」

「きりのさか by Chuoken Senbei」は、1923年創業の老舗煎餅屋さん・中央軒煎餅が2018年8月に立ち上げたおかきブランド。
2022年4月には、初の常設店舗が「グランスタ東京」にオープンしました。

グランスタ東京店でしか買えない限定商品が「17時からのおかき」がテーマの「RICE PALETTE(ライスパレット)」。50種類以上の素材を使い、250回以上の試作を経て誕生したというカラフルなおかきは、まるで絵画のパレットのようです。

もち玄米の生地にピスタチオやクランベリー、アプリコットのドライフルーツをトッピングした「ドライフルーツ&ナッツ」と、パルミジャーノレジャーノやクラッシュピスタチオ、トマトパウダーをのせた「パルミジャーノレジャーノ」、いずれも異なる味と食感、香りが交互にやってくる、これまでになかったおかき体験です。

「17時からのおかき」がテーマとあって、お酒との相性もバッチリ。美しいビジュアルを目にしただけでもテンションが上がるので、夜のリラックスタイムのご褒美に、あるいはお酒好きな方へのプチギフトにいかがでしょうか。

きりのさか by Chuoken Senbei グランスタ東京店
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内1階 グランスタ東京(京葉ストリートエリア)
営業時間:月~土 8:00~22:00、日・祝 8:00~21:00
公式HP:https://www.chuoken.co.jp/collections/kirinosaka

春奈 はるな 和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。信念は「人生は自分でつくれる」。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・広報として活動中。旅行やECをはじめとした幅広いジャンルの記事を執筆している。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。ブログ「トラベルホリック~旅と仕事と人生と~(https://harubobo.com/)」も運営中。 この著者の記事一覧はこちら