PBADAO、暗号屋、幻冬舎の3社は2月22日、ブロックチェーンの社会実装に向け実証実験を行うプロジェクトチーム「ブロックチェーンエコシステム研究所『TRI』」を発足したことを発表した。

プロジェクトの概要


ブロックチェーン技術は暗号通貨から始まり、NFT(非代替性トークン)やDAO、DIDなどの応用分野に広がっているが、その本質的な価値や社会的影響を明確にするのは容易ではない。


今回、自社開発プロダクトを用いた事業を展開しブロックチェーン技術の社会実装を推進する暗号屋と、ブロックチェーン/暗号資産の専門メディア「あたらしい経済」を運営する幻冬舎、そしてNFCを活用したWeb3総合ソリューション「pokke」などの事業を展開するPBADAOの3社が連携し、各社の実証実験から得られるデータや洞察をレポートとして、広く世の中に共有するプロジェクトを開始することになったという。

3社はブロックチェーン技術の未来と業界の現実と向き合い、さまざまな領域で仮説を立てて実証実験を行い、それらの活動を通じて検証レポートを公開していく構え。

レポートやプロジェクト活動を通じて、より多くの企業や自治体がブロックチェーン領域への事業参入を促進。TRIの活動を通じ、社会実装のベストプラクティスを世界に発信していくことを目指すという。