同作は宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』の舞台化作。
○■舞台『千と千尋の神隠し』は橋本環奈にとって「忘れられない作品」
自身にとっての同作の存在について聞かれると、橋本は「初演の時に初めて舞台をやらせていただき、それが千尋役ということで、もう右も左もわからないというか。毎日覚えることもたくさんあるし、稽古場やツアーで舞台に立って演じている時の発見も新しいことだらけで、『こんなに感情が動くことってあるんだ』と驚いていたので、役者人生の中で絶対に何十年経っても忘れられない役、作品になりました」と大きな経験だった様子。「千尋とは、この先他のいろんな役をやったとしてもきっと色褪せないだろうし、忘れることはできない関係性になれたんじゃないかなと思います」と語った。
新キャストの川栄は「オーディションから稽古まで来て不安が大きくて、千尋の体力面もそうですし、色んな面で稽古に参加できなかったりとか不安なことが多い」と明かす。
川栄は橋本について「『年上かな』と思うくらい、悩みとかも聞いてくれるし、“スナック環奈”みたいな状態で、私と桃ちゃんの悩みを聞いてくれて、先輩だと思ってます」と表し、橋本も「初対面とかだったのにね」と笑顔を見せる。会見でも「自分にできるのかなという不安の方が大きかった」という川栄に、橋本はすかさず「大丈夫だって!」と声をかけていた。
同じく新キャストの福地も「お稽古を始めてから、全然想像してなかった未知なことがたくさん待っていたなという感覚」だったと話す。上白石が「先生お願いします」と頼むと、橋本は「言わせないでよ」と苦笑しつつ、「だ~いじょうぶだよ!」と明るい一言。「好きでしょ、言わせたがる」とつっこむ橋本に、上白石は「私もこれで励まされて初演を頑張ったので。
東京公演は帝国劇場にて3月11日~30日、 ロンドン公演はロンドン・コロシアムにて年4月 30日~8月24日、名古屋公演は御園座にて4月7日~20日、福岡公演は博多座にて年4月27日~5月 19日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月27日~6月6日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月15日~20日。