次世代を担う女性声優を発掘するオーディション「美声女ヒロイン2024」の最終審査・授賞式が13日、都内で行われ、京都府出身で大学生のcotoさん(18歳)がグランプリに選ばれた。

二階堂ふみらや山本舞香らを輩出した『美少女図鑑』は、新人声優発掘オーディション「美声女ヒロイン2024」を実施。
2024年1月からエントリーを開始した同オーディションは、全国各地から集まった約600人の応募者から面接、ライブ配信、動画投稿の審査で7人のファイナリストを選出。その7人がこの日の最終審査に臨み、大学1年生のcotoさんが見事にグランプリの座を射止めた。

名前を呼ばれて手を口で隠したcotoさん。グランプリの感想を求められると笑顔を漏らしながら「セリフ審査の時にセリフが飛んでしまい、歌唱審査が終わった時に『終わったー!』と思ったんですが、今まで頑張ったきたことが実って、驚きすぎて言葉が出ないくらいうれしいです」とグランプリ獲得を喜んだ。支えてくれた家族は「配信していた時は厳しい意見ばかりで、話すペースも早いし面白くないと呆れていました」と明かしつつ、「こんな私を支えてくださってありがとうございます。見事に(グランプリを)獲れました!」と感謝の言葉。
その彼女は将来的に声優と舞台女優を目指しているという。「神田沙也加さんを目指しています。ミュージカルとかも目指して頑張っていきたいと思います!」と意欲を見せた。

この日のファイナル審査で審査員を務めた山田ルイ53世は「今日審査する立場になり、本当に甲乙付け難くレベルが高かったです。どなたが何を受賞してもおかしくありませんでした。恐らく全員売れます!」とグランプリのcotoさんをはじめファイナリスト全員にエールを送った。


なお、ラジオ番組出演賞には福岡県出身のユリナさん(23歳)、楽曲制作賞に福島県出身の高橋知沙さん(18歳)がそれぞれ選ばれた。