洗濯乾燥機のメリット
まず洗濯乾燥機のメリットをご紹介します。
・外出する必要がない
洗濯乾燥機を使う一番のメリットは、外出する必要がなく、いつでも洗濯できる点です。
例えば、梅雨の時期、冬場、積雪の時期などコインランドリーのためにわざわざ外出するのも面倒だと思いますので、そういう場合に便利かと思います。
・時間の節約になる
また、洗濯物を干す作業もなく、コインランドリーに移動する時間も不要のため、時間の節約になります。洗濯機に衣類などを入れてスイッチを押すだけで、乾燥まで行ってくれますし、洗濯機から取り出して、そのまま衣類を着ることもできますので手間も省けます。
洗濯乾燥機のコスト
次に、洗濯乾燥機のコストについて説明します。洗濯機の種類には、「縦型」と「ドラム式」がありますが、今回はドラム式洗濯機のコストについて計算していきましょう。
洗濯一回あたりの電気代+水道代
(1)1回あたりの電気代の計算式
使用電力量(Wh)×0.031円
890Wh×0.031円=約28円
※Panasonic NA -LX129Cのモデル
※電気代単価は、2022/7月時点の31円/kWh
(2)1回あたりの水道代の計算式
使用水量約83L×0.24円=約20円
※1リットルあたりの水道単価は0.24 円で算出
よって1回あたりの洗濯代は約48円となります。
コインランドリーのメリット
続いて、コインランドリーのメリットを紹介します。
・一回で大量の洗濯物を乾燥できる
コインランドリーの洗濯機は、家庭で使われている洗濯機よりも大きいものが備わっています。
・自宅で洗えないような大きな洗濯物も乾燥できる
大きな布団や枕などは、中々自宅で洗うことは難しいかと思います。しかしコインランドリーであれば、洗濯も乾燥もしやすいです。
コインランドリーのコスト
コインランドリーのコストについて、大体洗濯1回につき400~500円かかります。内訳としては、洗濯機300円と乾燥機20分200円の計500円を想定しています。また、大きな洗濯機を使ったり、乾燥の時間を長くするとなるとさらに費用はかかってきます。
使い分けも大事
コインランドリーより洗濯乾燥機の方が安くてお得ということが分かりましたが、使い分けも大事です。早く乾燥したいとき、大量の洗濯物があるとき、家で洗えないものを洗いたいときなどのケースは、コインランドリーを使う方が便利だと思いますので、シチュエーションによって使い分けを推奨します。
まとめ
今回は、洗濯乾燥機とコインランドリーの比較をご紹介していきました。ぜひ一度参考にしてもらえたらと思います。また、年々電気代が高くなっていますので、電気プランの見直しを行うことも必要です。家計管理についても、何かご不明点あればいつでもご相談ください。
この記事を執筆したファイナンシャルプランナー紹介
小峰一真(こみねかずま)
所属:マイホームFP株式会社
MILIZE みらいず AIとITと金融工学の力を駆使し、お金の計画・管理・運用まで完結できる次世代の金融ウェブサービスを手掛けている。個人の方向けには、専属FPにオンライン相談・メール相談ができるサービス『TAMARU』や、お金の情報について動画で分かりやすく解説する『MILIZEチャンネル(YouTube)』など、"金融商品を売らない"完全中立的な金融サービスを提供している。 この監修者の記事一覧はこちら