ポータークラシックは、永く愛用できるもの作りを目指し衣類カバンを手掛ける日本のブランド。今回のコラボ新作時計では、日本の美意識の体現をうたうプレザージュとの共通のコンセプトとして「日本のクラシック」というキーを見出した。
新作時計「SART005」のデザインソースに選ばれたのは、1913年、国産初の腕時計として完成した「ローレル」だ。SART005はこの初代ローレルのフォルムを踏襲し、懐中時計のような独特のプロポーションを再現。インデックスのアラビア数字も、オリジナルの書体を忠実に再現している。ダイヤルは初代「ローレル」と同じく、琺瑯(ほうろう)を採用している。本作の黒琺瑯は、琺瑯職人の横澤満氏の卓越した技によって一枚一枚作られたものだそう。
ムーブメントは6R5Hで、ケースは35mm径の12.3mm厚。また、初代ローレルはスモールセコンドモデルであったが、SART005は中3針で、その代わりに文字盤の6時位置には24時間表示のサブダイヤルを配置している。裏ぶたは密閉性の高いスクリュー式で、ポータークラシックの創業当時のロゴと限定数のシリアルナンバーがマーキングされる。
ほか、ストラップはコードバン製の引き通しストラップを専用に開発。
SART005の主な仕様は以下の通り。
販売はセイコーフラッグシップサロン、セイコードリームスクエア、セイコーブティック、セイコーウオッチサロンおよびポータークラシック全店および同ECにて。