気になったことや知りたいことを尋ねる相談相手、生活や仕事に役立つアイデア出し、旅行などの計画作成など、多くの人が日常的に利用するパートナー的な生成AIと位置づけるサービス。検索サイトでは引き出せない内容を分かりやすくまとめてくれるのが特徴。
例えば、「食費を一定額に抑えつつ、筋トレをしている中年と食べ盛りの小学生に向く献立を考えて」と問いかけた際は、タンパク質を中心とした献立を提案しつつ、食費を抑えるためのポイントも箇条書きでまとめてくれる。
楽天市場など楽天グループのデータベースも活用して回答する仕組みで、「楽天市場で人気のミックスナッツは」と回答すると、実際の人気ランキングに即した商品をリンク付きで回答してくれる。将来的には、楽天市場の購買支援や楽天トラベルの予約支援など、楽天グループの各サービスと密接に連携した機能を提供する予定としている。
Rakuten Link AIの利用は無料だが、1日のチャット数の入力は最大50回で、1回の質問の文字数は最大500文字までとなっている。これらの利用上限は、利用状況や利用者の意見を反映して今後変更する可能性もあるという。
Rakuten Link AIの提供に合わせ、Rakuten Linkアプリのアイコンを変更する。これまでは、無料通話機能を訴求するため受話器をデザインしていたが、楽天の「R」ロゴに置き換える。