●「ヒールになりきらないように意識」 自身との共通点も
大ヒットを記録したNetflixシリーズ『極悪女王』(世界独占配信中)で、ダンプ松本とともに極悪同盟として活躍したクレーン・ユウ(本庄ゆかり)を演じたお笑いコンビ・マリーマリーのえびちゃんにインタビュー。クレーン・ユウとしての役作りや肉体改造、本作参加の反響など話を聞いた。
1980年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の知られざる物語を描いた本作。最恐ヒールに成り上がっていくダンプ松本をゆりやんレトリィバァが演じ、クラッシュ・ギャルズを結成し国民的アイドルレスラーへと駆け上がる長与千種とライオネス飛鳥を、唐田えりかと剛力彩芽がそれぞれ演じた。本格的な肉体改造と長きにわたるプロレス練習によって、プロレスシーンもほぼすべてキャスト自ら熱演。その再現度の高さにも感嘆の声が上がった。
――プロレスラー役は皆さんオーディションで決まったそうですが、えびちゃんがオーディションに応募した経緯を教えてください。
若手芸人がたくさん参加しているグループLINEに「オーディションの案内が来ました」と連絡があって。私はずっと長澤まさみさんに憧れていて、長澤まさみさんみたいになりたくてもともと女優さんになりたかったんですけど、大好きな菅田将暉さんが「芸人が一番尊敬する職業」と言っているのを聞いて、芸人になったら尊敬されると思って芸人になったんです。なので、おこがましいですが、少女漫画のヒロインの親友とかを演じたいと思っていて、プロレスラーは違うと思ったので最初は受ける気はなかったのですが、マネージャーさんから「絶対やった方がいいよ」と言われて受けました。
――マネージャーさんが絶対受けたほうがいいと勧めた理由は?
Netflixというのもすごいですし、プロレスラー役というのも貴重なので、やらない方が変だよと言われて、じゃあ受けるだけ受けようと思って受けました。
――クレーン・ユウ(本庄ゆかり)さん役に決まった時はどう思いましたか?
めっちゃうれしかったです。たぶんご本人と性格が似ていて、演じていてやりやすかったです。
――どこが似ていると思いましたか?
(ダンプと長与が)VSになった時に中間にいるじゃないですか。
――本庄さんご本人とお会いした時に、似ているなと感じる部分はありましたか?
北斗晶さんの息子さんの奥さんにプロレスを教えてもらっていたので、息子さんの結婚式に出席させていただいて、その時にご本人たちもいらしていて、ダンプさんがいらないってやったパンを本庄さんが食べているのを見て、似ているなと。私も友達の結婚式とかで、パンいらないからあげると言われて食べていたので。あと、たぶん本庄さんは私の名前を覚えてなくて、「ね、私の子、写真撮ろう」と言われるんですけど、その感じも似ているなと思いました。ゆるい感じが大好きで、一緒にいて落ちつきます。
――演じる際に意識したことを教えてください。
『極悪女王』では本庄さんがヒールになりきれないというのが描かれていて、本当はベビーフェイスになりたかったのにヒールにならなきゃいけない、でもなりきれないということで、ヒールになりきらないように意識しました。あと、本庄さんは気だるそうに歩くイメージがあるのでそこを意識したり、ダンプさんほど感情を出さないことも意識しました。
――撮影中にご本人からアドバイスもらうことはありましたか?
もらってないです。現場に来てくれたことはありましたが、「私の子、写真撮ろう」「頑張ってね~」みたいな感じで。
――ダンプさんと長与さんの決別に合わせて、ゆりやんさんと唐田さんが現場で話さなくなったそうですが、えびちゃんはどういう風に現場で振る舞っていたのでしょうか。
あの期間はめっちゃ気まずかったです。私はどっちともしゃべるようにしていて、えりかとトイレ行ってゆりやんさんと鉢合わせて気まずいとか、ゆりやんさんと話していて唐田が1人になっていると気まずいみたいな。気まずくて嫌でしたが、役作りに生きたと思います。
――ゆりやんさんと唐田さんは、髪切りデスマッチの撮影の前日に話すようになったそうですね。
そうなんです。えりかから「昨日レトリ(ゆりやん)とご飯に行って……」と聞いたときに、「マジでよかった!」と安心しました。
――気まずい期間はあったものの、基本的には部活のように一体感のある現場だったと聞きました。
本当に仲良かったです。
――今後もこの関係は続きそうですか?
続くと思います。ゆりやんさんは、吉本の先輩ということもあって、電話もよくします。えりかは週1で飲むぐらい仲良くて、この前、私の実家がある茨城に一緒に旅行に行きました。家も近いのでベンチで飲みながら話したり。みんなと出会えてめっちゃうれしいです。
そうなんです。Netflixはお茶場にいろんな食べ物が置いてあって、「かき氷食べたい」と話していたら次の日にかき氷を用意してくれたり、「バナナジュースとかいいね」と話していたらバナナジュースも用意してくれたり、最高なんです。だから私は基本的にずっとお茶場にいてお菓子を食べていて。でも太りすぎた時は、仲いいスタッフさんに「えびちゃん今減量だよ!」と怒られて、「ごめんなさい! 梅干しだけにします」と我慢しました(笑)
――基本的にお菓子で体重を増やしたのでしょうか。
一番は白米で太りました。プロレス練習終わりにみんなで回転寿司に行って何皿食べられるかとか、ご飯おかわり自由の牛タン屋さん行って何杯食べられるかとかやっていて、幸せでしたね。
――ゆりやんさん含め、皆さん増量に苦しむ中、えびちゃんは苦しまずに増量できたんですね。
そうなんですよ! 食べるの大好きなので、毎日我慢しないで食べられると思って。お酒も飲むので、お酒飲んだ後の締めも、役作りということで我慢せず食べられてめっちゃ幸せでした(笑)
――普段はもっと食べたいのに我慢している感じなのでしょうか。
売れてない芸人はみんなそうだと思いますが、大盛り無料があったら絶対大盛りにしちゃうと思うんです。でも、飲んだ後の締めは控えたりしていて、それを解放した感じです。
――公式Xのアイコンの写真はすごくスリムですよね?
あれは5~6年前頃で、69キロぐらいでした。『極悪女王』の前は76キロぐらいで、そこから16キロ増やして撮影時は92キロで。太りすぎた時は96キロありました。
――ダンプさんから絶縁宣告されレフェリーに転向してからは体重を少し落として?
「現役引退してからは体重を落とさないとダメだよ」と言われてダイエットして、89キロぐらいに。ご飯も普通盛りにして、夜はあまり食べず、キャベツや豆とか、鍋を食べました。
――撮影終了後の体重の変化も教えてください。
撮影が終わってからテレビ番組でダイエット企画をすることになり、体重の差があった方がいいかなと思って、94キロぐらいまで増やしました。そして、48日間で11キロ痩せて、83キロに。
――そこから体重をキープしているのでしょうか。
リバウンドして今は86キロぐらいです。ダイエット企画で芋しか食べちゃいけなかったので、それがキツくて。その反動でいろいろ食べてしまって、あとはお酒ですね。酒も好きだし、食べるのも好きだし。俳優の木戸大聖さんが大好きなので、痩せたいと思っているんですけど(笑)。ダイエット企画の最後に木戸さんが来てくれたのはめっちゃうれしかったです。
――木戸さんが体重測定の時に来てくれるというのは事前に聞いていましたか?
2日前ぐらいに、もしかしたら来てくれるかもと聞いて、そこから追い込みました。11キロ減となった時に一緒に喜んでくれてうれしかったです。
反響めっちゃすごいです。皆さん「最高だよ」と言ってくださって、こんなにすごい作品に出たんだと思いました! インスタのDMが返せないぐらい溜まってしまって、こんなことは初めてです。あと、地元がめっちゃ喜んでくれてうれしかったです。親戚も友達も。
――街を歩いていて気づかれることも増えましたか?
気づかれることはあんまりないです。『極悪女王』はメイクとかビジュアルが普段とは違うので。でも、私を知ってくれている人は「『極悪女王』見ました!」と言ってくれます。
――『極悪女王』で注目度が高まったと思いますが、何か変わったことがありましたら教えてください。
『極悪女王』のおかげで皆さんに認知していただけるようになりましたし、ありがたいことにバラエティにいろいろ呼んでいただけるようになりました。気を引き締めてここから頑張らないといけないなと思っています。
――改めて『極悪女王』出演はご自身にとってどんな経験になったと感じていますか?
普通に生きていたら経験できないことをさせてもらいました。いろんな輪も広がって、女優さんとも仲良くなって、俳優さんとも会えて、芸人の先輩とも会えて、スタッフさんとも会えて、めっちゃ世界が広がりました。人生変わったというのはおこがましいですが、それくらい最高の経験になりました。本当にやってよかったなと思っているので、「絶対やったほうがいい」と言ってくれたマネージャーさんにめっちゃ感謝しています。
■えびちゃん
1995年9月30日生まれ、茨城県出身。NSC東京校22期。2019年7月1日にタコスとお笑いコンビ・マリーマリーを結成。神保町よしもと漫才劇場を中心に活動。女優としてはテレビ朝日系ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(2023)、Netflix『極悪女王』に出演。
大ヒットを記録したNetflixシリーズ『極悪女王』(世界独占配信中)で、ダンプ松本とともに極悪同盟として活躍したクレーン・ユウ(本庄ゆかり)を演じたお笑いコンビ・マリーマリーのえびちゃんにインタビュー。クレーン・ユウとしての役作りや肉体改造、本作参加の反響など話を聞いた。
1980年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の知られざる物語を描いた本作。最恐ヒールに成り上がっていくダンプ松本をゆりやんレトリィバァが演じ、クラッシュ・ギャルズを結成し国民的アイドルレスラーへと駆け上がる長与千種とライオネス飛鳥を、唐田えりかと剛力彩芽がそれぞれ演じた。本格的な肉体改造と長きにわたるプロレス練習によって、プロレスシーンもほぼすべてキャスト自ら熱演。その再現度の高さにも感嘆の声が上がった。
――プロレスラー役は皆さんオーディションで決まったそうですが、えびちゃんがオーディションに応募した経緯を教えてください。
若手芸人がたくさん参加しているグループLINEに「オーディションの案内が来ました」と連絡があって。私はずっと長澤まさみさんに憧れていて、長澤まさみさんみたいになりたくてもともと女優さんになりたかったんですけど、大好きな菅田将暉さんが「芸人が一番尊敬する職業」と言っているのを聞いて、芸人になったら尊敬されると思って芸人になったんです。なので、おこがましいですが、少女漫画のヒロインの親友とかを演じたいと思っていて、プロレスラーは違うと思ったので最初は受ける気はなかったのですが、マネージャーさんから「絶対やった方がいいよ」と言われて受けました。
――マネージャーさんが絶対受けたほうがいいと勧めた理由は?
Netflixというのもすごいですし、プロレスラー役というのも貴重なので、やらない方が変だよと言われて、じゃあ受けるだけ受けようと思って受けました。
――クレーン・ユウ(本庄ゆかり)さん役に決まった時はどう思いましたか?
めっちゃうれしかったです。たぶんご本人と性格が似ていて、演じていてやりやすかったです。
――どこが似ていると思いましたか?
(ダンプと長与が)VSになった時に中間にいるじゃないですか。
私も揉めるのが嫌いで、ごたごたに興味ないこととか、ヒールになりきれないとか、ちょっと適当なところとかが似ているなと思いました。みんなはめっちゃ本人のことを調べて撮影に臨んでいましたが、私は調べたり本を読んだりするのが苦手で、あまり調べないまま撮影に行ってしまって、でもそれで「すごい再現度だね」「雰囲気が似ている」と言ってもらえたということは似ているところがあるんだなと。もちろん動きや技は見ていましたが。
――本庄さんご本人とお会いした時に、似ているなと感じる部分はありましたか?
北斗晶さんの息子さんの奥さんにプロレスを教えてもらっていたので、息子さんの結婚式に出席させていただいて、その時にご本人たちもいらしていて、ダンプさんがいらないってやったパンを本庄さんが食べているのを見て、似ているなと。私も友達の結婚式とかで、パンいらないからあげると言われて食べていたので。あと、たぶん本庄さんは私の名前を覚えてなくて、「ね、私の子、写真撮ろう」と言われるんですけど、その感じも似ているなと思いました。ゆるい感じが大好きで、一緒にいて落ちつきます。
――演じる際に意識したことを教えてください。
『極悪女王』では本庄さんがヒールになりきれないというのが描かれていて、本当はベビーフェイスになりたかったのにヒールにならなきゃいけない、でもなりきれないということで、ヒールになりきらないように意識しました。あと、本庄さんは気だるそうに歩くイメージがあるのでそこを意識したり、ダンプさんほど感情を出さないことも意識しました。
――撮影中にご本人からアドバイスもらうことはありましたか?
もらってないです。現場に来てくれたことはありましたが、「私の子、写真撮ろう」「頑張ってね~」みたいな感じで。
でも逆に自由に演じられました。温かく見守ってくれて、ああいうお姉さん大好きです。私も本庄さんみたいな大人になりたいです。
――ダンプさんと長与さんの決別に合わせて、ゆりやんさんと唐田さんが現場で話さなくなったそうですが、えびちゃんはどういう風に現場で振る舞っていたのでしょうか。
あの期間はめっちゃ気まずかったです。私はどっちともしゃべるようにしていて、えりかとトイレ行ってゆりやんさんと鉢合わせて気まずいとか、ゆりやんさんと話していて唐田が1人になっていると気まずいみたいな。気まずくて嫌でしたが、役作りに生きたと思います。
――ゆりやんさんと唐田さんは、髪切りデスマッチの撮影の前日に話すようになったそうですね。
そうなんです。えりかから「昨日レトリ(ゆりやん)とご飯に行って……」と聞いたときに、「マジでよかった!」と安心しました。
――気まずい期間はあったものの、基本的には部活のように一体感のある現場だったと聞きました。
本当に仲良かったです。
撮影ない日は飲んだり、地方での撮影が多かったので、ホテルに泊まる日はみんなで近くの居酒屋に行って飲んだりしていました。
――今後もこの関係は続きそうですか?
続くと思います。ゆりやんさんは、吉本の先輩ということもあって、電話もよくします。えりかは週1で飲むぐらい仲良くて、この前、私の実家がある茨城に一緒に旅行に行きました。家も近いのでベンチで飲みながら話したり。みんなと出会えてめっちゃうれしいです。
苦労せず増量「食べるの大好きなので…幸せでした(笑)」
――肉体改造に関しては、えびちゃんは15キロ体重を増やすように言われていたのに、それを超える20キロ増えたそうですね。そうなんです。Netflixはお茶場にいろんな食べ物が置いてあって、「かき氷食べたい」と話していたら次の日にかき氷を用意してくれたり、「バナナジュースとかいいね」と話していたらバナナジュースも用意してくれたり、最高なんです。だから私は基本的にずっとお茶場にいてお菓子を食べていて。でも太りすぎた時は、仲いいスタッフさんに「えびちゃん今減量だよ!」と怒られて、「ごめんなさい! 梅干しだけにします」と我慢しました(笑)
――基本的にお菓子で体重を増やしたのでしょうか。
一番は白米で太りました。プロレス練習終わりにみんなで回転寿司に行って何皿食べられるかとか、ご飯おかわり自由の牛タン屋さん行って何杯食べられるかとかやっていて、幸せでしたね。
どんだけ太ったって「これ仕事だから」と言えるので最高でした。でも、発表の前は言えないので、ライブに来てくださるお客さんとかから「最近太りすぎじゃないですか!?」と言われました。
――ゆりやんさん含め、皆さん増量に苦しむ中、えびちゃんは苦しまずに増量できたんですね。
そうなんですよ! 食べるの大好きなので、毎日我慢しないで食べられると思って。お酒も飲むので、お酒飲んだ後の締めも、役作りということで我慢せず食べられてめっちゃ幸せでした(笑)
――普段はもっと食べたいのに我慢している感じなのでしょうか。
売れてない芸人はみんなそうだと思いますが、大盛り無料があったら絶対大盛りにしちゃうと思うんです。でも、飲んだ後の締めは控えたりしていて、それを解放した感じです。
――公式Xのアイコンの写真はすごくスリムですよね?
あれは5~6年前頃で、69キロぐらいでした。『極悪女王』の前は76キロぐらいで、そこから16キロ増やして撮影時は92キロで。太りすぎた時は96キロありました。
――ダンプさんから絶縁宣告されレフェリーに転向してからは体重を少し落として?
「現役引退してからは体重を落とさないとダメだよ」と言われてダイエットして、89キロぐらいに。ご飯も普通盛りにして、夜はあまり食べず、キャベツや豆とか、鍋を食べました。
――撮影終了後の体重の変化も教えてください。
撮影が終わってからテレビ番組でダイエット企画をすることになり、体重の差があった方がいいかなと思って、94キロぐらいまで増やしました。そして、48日間で11キロ痩せて、83キロに。
――そこから体重をキープしているのでしょうか。
リバウンドして今は86キロぐらいです。ダイエット企画で芋しか食べちゃいけなかったので、それがキツくて。その反動でいろいろ食べてしまって、あとはお酒ですね。酒も好きだし、食べるのも好きだし。俳優の木戸大聖さんが大好きなので、痩せたいと思っているんですけど(笑)。ダイエット企画の最後に木戸さんが来てくれたのはめっちゃうれしかったです。
――木戸さんが体重測定の時に来てくれるというのは事前に聞いていましたか?
2日前ぐらいに、もしかしたら来てくれるかもと聞いて、そこから追い込みました。11キロ減となった時に一緒に喜んでくれてうれしかったです。
反響の大きさに喜び「こんなにすごい作品に出たんだと」
――『極悪女王』出演の反響もお聞かせください。反響めっちゃすごいです。皆さん「最高だよ」と言ってくださって、こんなにすごい作品に出たんだと思いました! インスタのDMが返せないぐらい溜まってしまって、こんなことは初めてです。あと、地元がめっちゃ喜んでくれてうれしかったです。親戚も友達も。
――街を歩いていて気づかれることも増えましたか?
気づかれることはあんまりないです。『極悪女王』はメイクとかビジュアルが普段とは違うので。でも、私を知ってくれている人は「『極悪女王』見ました!」と言ってくれます。
――『極悪女王』で注目度が高まったと思いますが、何か変わったことがありましたら教えてください。
『極悪女王』のおかげで皆さんに認知していただけるようになりましたし、ありがたいことにバラエティにいろいろ呼んでいただけるようになりました。気を引き締めてここから頑張らないといけないなと思っています。
――改めて『極悪女王』出演はご自身にとってどんな経験になったと感じていますか?
普通に生きていたら経験できないことをさせてもらいました。いろんな輪も広がって、女優さんとも仲良くなって、俳優さんとも会えて、芸人の先輩とも会えて、スタッフさんとも会えて、めっちゃ世界が広がりました。人生変わったというのはおこがましいですが、それくらい最高の経験になりました。本当にやってよかったなと思っているので、「絶対やったほうがいい」と言ってくれたマネージャーさんにめっちゃ感謝しています。
■えびちゃん
1995年9月30日生まれ、茨城県出身。NSC東京校22期。2019年7月1日にタコスとお笑いコンビ・マリーマリーを結成。神保町よしもと漫才劇場を中心に活動。女優としてはテレビ朝日系ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(2023)、Netflix『極悪女王』に出演。
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