【徹底レビュー】コンビニ二郎系ラーメン食べてみた！第1回【一杯699円】セブン-イレブンの二郎系ラーメン「とみ田監修デカ豚ラーメン」実食レビュー! 味、ボリューム、カロリーはどう? (2025年1月2日)

●セブンの「二郎系ラーメン」 ニンニクたっぷりの濃厚な醤油とんこつスープに太い麺、山盛りヤサイ、ぷりぷりの背脂……。コアな人気を誇る「二郎系ラーメン」を、最近はラーメン店だけでなく普通の飲食店でもちらほら見かけるようになってきましたよね。そこで、コンビニで売られている「二郎系ラーメン」を実食調査してみようじゃありませんか、という当企画。今回は、セブン-イレブンで買える“二郎インスパイア”商品、「とみ田監修デカ豚ラーメン」を食べてみます。監修の「中華蕎麦とみ田」は千葉県・松戸市に本店を構える、濃厚な「豚骨魚介スープ」が有名な店。「東京ラーメンオブザイヤー」などラーメン界の各賞を総なめにしている名店でございます。うわー楽しみすぎるぞ……。なお、価格は699円になっております。まあ今時ラーメン1杯で1000円を超えるのも普通になってきましたからね。この値付けはかなり良心的といえるかもしれません。カロリー実食の前に、軽くスペックを確認しておきましょうか。まずは栄養成分表示から。・カロリー 839kcal・タンパク質 36.8g・脂質 40.2g・炭水化物 88.0g・食塩相当量 8.2gこれだけ見ると「カロリーすごい! 」と思うかもしれませんが、厚生労働省による成人ランチの推奨摂取カロリーがだいたい600～800kcalと考えると、そこまで並外れて高いわけではなさそうですね。一方で気になるのが塩分量です。WHOの推奨が1日あたり5g未満、厚生労働省でも6.5g～7.5gと考えると、この一食で1日分の推奨塩分量を超えてしまうことになります。まあ「そんなこと言ってたらラーメン食えねえよ」って感じではあるんですけどね! 重量続いては、重量をチェックしましょう。家にキッチンスケールがあるので量ってみました。重量 673g(容器込み)容器は軽いプラスチックでそこまで重たくないと考えると、内容量はだいたい650gぐらいでしょうか。スープ量が容器サイズからおおよそ300mlくらいと仮定すると、二郎系の一般的な「小ラーメン」の麺量が200～300gということなので、おおよそ「二郎系小ラーメン」くらいのサイズではないかと想像できますね(※別途具材もあるので、あくまで筆者の推測です)。いよいよ実食! 実食では、いよいよ実食していきましょう! まず目をひいたのが、チャーシューの下。ものすごいヤサイの量です。原材料名を確認してみると、なんと最初に「もやし(国産)」と書かれていますね。原材料名は「多い順」の記載になるため、なんと麺よりももやしのほうが多いということになります。こりゃあヤサイ“マシマシ”好きにはたまらん構成だ! 麺をすすってみますと、いわゆる「ワシワシ」を目指した太麺です。歯ごたえは中の中くらいですが、こりゃあ食べ応えありますね。チャーシューは、かなりのサイズ感です! ただ、レンチンによってほろほろ崩れてしまいました。がっつりかぶりつきたい人には物足りないかもしれませんが、食べやすくなったところもあるので、ここは好みの問題かもしれません。スープは、ガツンとくるカラメです。塩っぱいと感じる人もいるかもしれませんが、麺が強いのでこのくらい濃いめなほうが合うと思います。ニンニクもたっぷり入っていてツブツブが感じられますね。まとめということで、「とみ田監修デカ豚ラーメン」でした。食べてみた感想をまとめますと、まず、とにかくヤサイが多いのがうれしい。これぞ「ヤサイマシ」という食べ心地で、炭水化物と油だけでなくバランスよく楽しみたい人におすすめ。スープもなかなかのカラメなので、ガツンとしたスープをいただきたい場合もよいと思います。一方で気になった点としては、麺ですね。お店で食べるような「ゴワゴワ・ワシワシの固太麺」を想定して食べると“これじゃない感”があるかもしれない……まあでもレンチンでここまでできるのすごいって話でもあるんですけどね。なお、当記事は「コンビニ二郎系ラーメン食べ比べ」企画の1つでして、実は他に「ファミマ」「ローソン」の二郎インスパイアも食べてみております。気になる人はそちらの記事もぜひご覧くださいな。 増田 ますだ ネットニュースのライター・編集者。上手すぎるイラストで日々感じたことやできごとをインスタグラムで漫画にしています。 この著者の記事一覧はこちら