キヤノン、複数iPhoneのカメラを切り替えられる配信アプリ「Live Switcher Mobile」
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キヤノンは1月20日、複数のiPhoneやiPadをカメラとして使い、ワンタッチで切り替えてマルチアングルでのライブ配信が行えるiOSアプリ「Live Switcher Mobile」を発表した。ダウンロードは無料で、一部の機能を使用するには定期利用の登録手続き（有償）が必要。
同日より提供を開始する。

Live Switcher Mobileは、iPhoneやiPadをカメラとして利用し、ライブ配信プラットフォームを通してマルチアングル配信を行うためのiOSアプリ。利用には、同一のWi-Fiネットワーク下にiPhone／iPadを接続しておく必要がある。最大利用台数は3台まで。特別な機材や複雑な配線の必要がなく、複数のカメラ映像をワンタッチで切り替えられるので、ワンオペでもマルチアングルでの配信がしやすい。

iPhone／iPadはワイヤレス接続となるため、配線にとらわれず効果的なアングルに配置できる。各画面の切り替えは、手動操作のほか8秒／12秒／16秒／20秒を指定でき、ワンオペ撮影で操作しづらい場合でも変化のある映像を生み出せる。配信画面にテキストやグラフィックス（有償）を追加できるので、自分だけの個性ある配信映像も作りやすい。配信者は、視聴者からのコメントをリアルタイムで確認可能。コミュニケーションを取りながら配信を行うこともできる。

配信できるのは、iPhoneやiPadのカメラで撮影した映像のほか、iPhoneの画面も映像ソースとして使える。配信画面に別の映像を重ねられるほか、音声のミキシングにも対応。
ゲームをプレイ＆配信しながら配信者の表情を映すといったことも可能。対応ライブ配信プラットフォームはYouTube、Facebook。対応OSはiOS 16以降、iPadOS 16以降。

1月20日時点での有償機能は、Picure in Picture（ワイプ）の映像の拡縮移動、画像オーバーレイ、広告非表示、ライブ配信画面上の透かし画像非表示、解像度（フルHD/HD）切替。対応言語は、日本語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、トルコ語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、簡体中国語、英語、韓国語、ウクライナ語。今後はカメラとの接続にも対応予定としている。
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