BRITA Japanは4月21日、家計への影響や節約意識についての調査結果を発表した。調査は4月4日~10日、全国の20代~60代の男女719人を対象に行われた。
まず、1カ月の生活費について聞いたところ、値上げラッシュ前の2022年と比較して平均1万6,336円の上昇傾向があることが分かった。
昨年(2024年)の春頃に比べて、値上げによって生活が苦しいと実感している人は、合わせて75.1%(「大幅に苦しくなっている」が30.7%、「やや苦しくなっている」が44.4%)にのぼっている。
身の回りのものやサービスの値上がりにより、生活にどのような影響があったか聞いてみると、「貯金ができなくなった」が32.8%で最多となり、次いで「外出を控えるようになった」が28.2%、「自炊するようになった」が26.8%で続いた。
特に値上がりを感じているものについて尋ねてみると、79.9%が「お米」と回答した。また、「お米はもはや高級品だと思う」という人は合わせて77.3%にのぼり、お米の消費量を減らしている人も54.1%見られた。
値上げによって節約をしているまたはしていたという人は9割以上であったが、そのうち8割弱が「節約疲れ」を感じている事も分かった。
理想の節約としては、「手軽にできる節約」の回答が58.4%で最も多く、以下には「少しずつだが、継続できる節約」(45.1%)、「大幅に支出を減らせる節約」(24.5%)が続いている。
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