190年余りの歴史を持つ日本酒蔵元「楯の川酒造」の子会社として、2023年10月よりウイスキーの製造を行う月光川蒸留所株式会社は、プライベートカスクの販売を2025年4月から開始した。
プライベートカスクとは、樽単位でウイスキーを購入し、自分だけのオリジナルウイスキーを造ることが可能なサービス。
一樽ごとに異なる個性を持つ樽で熟成させることにより、カスク所有者だけの「オンリーワン・ウィスキー」が誕生する。
2025年度の熟成用の樽は「シェリー樽」での案内となる。シェリー樽は初めてウイスキーの熟成に使用された樽であることから、今でもシェリー樽熟成にこだわる愛好家と蒸留所オーナーが多く存在する。
シェリー酒のエキスが浸透した樽で熟成することで、豊かな香味や深いコク、ドライフルーツのような甘いフレーバーがウイスキーに付与されることが期待される。
この度、同社が使用するシェリー樽は、アメリカンオーク材を使用した樽にオロロソシェリーを21ヵ月シーズニングさせた樽を採用している。
■施設概要
施設名 : 月光川蒸留所
所在地 : 〒999-8531 山形県飽海郡遊佐町菅里字菅野37番14
アクセス: 羽越本線「吹浦駅」 徒歩約15分
URL : https://gakkogawa.com/
安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。 この著者の記事一覧はこちら
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