MMD研究所は4月28日、「2025年ポイント運用・投資と資産運用に関する調査」の結果を発表した。調査は4月4日~7日、18歳~69歳の男女5万3,044名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、投資による資産運用の経験が「ある」人は33.5%(現在27.6%、過去に5.9%)。特に「60代」は42.6%と高く、次いで「50代」(34.8%)、「40代」(33.8%)という結果に。また、利用している証券口座を教えてもらったところ、1位「楽天証券」(40.2%)、2位「SBI証券」(31.8%)、3位「PayPay証券」(14.7%)となった。
次に、ポイント運用サービスの利用状況を聞いたところ、「利用している」人の割合は投資経験者が61.5%、投資未経験者で31.4%。同様に、ポイント投資サービスの利用についても聞くと、投資経験者が40.1%、投資未経験者は7.5%だった。
また、ポイント運用サービスのみ利用者(300名)、ポイント投資サービスのみ利用者(300名)、両サービス利用者(300名)を抽出。そのうち投資経験のある551名に対し、投資を始めたタイミングを聞いたところ、「ポイント運用/投資を始める前」が53.0%、「ポイント運用/投資を始めた後」が27.6%、「ポイント運用/投資と同じタイミング」が19.4%となった。
一方、投資未経験者349名に対し、ポイント運用・投資サービスの利用から実際の投資への意向を聞いたところ、18.1%が「利用したい」「やや利用したい」と回答。理由を聞くと、「将来の資産形成をしたいから」(44.4%)、「ポイント運用で実際の投資の仕組みが理解できたから」「ポイント運用を経験し、本格的な投資に興味を持ったから」(ともに17.5%)が上位にあがった。
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